⇒つづき 

     三峰山山頂まではロープウェイで片道約8分。値段は950円。「ちょっと高いなぁ・・」。そこでロープウェイ乗り場

   の脇に目をやると、『表参道・三峰神社まで2時間30分』とある。「こっちだ!」足は動き出していた。ハイキングコース

   らしいので、登れないことはあるまい。そんな気持ちで無鉄砲に山登りをはじめた。しかし小雨は降り続いているし、

   いつのまにか自分が登ってきた麓の方は真っ白な霧で何も見えなくなっていた。上の方も100メートル先くらいはぼやけ

   始めていた。「やばい!」さすがに気持ちはあせり始め、とにかく途中途中の看板を頼りに何とか登りきった。

     そしてついに三峰山山頂へ!三峰神社の入口へと続く鳥居の入口に立つと、立ち込めた霧の効果もあってか何だか

   一種霊的な雰囲気も漂っていた。鳥居の両脇にはやはり阿吽のオオカミが鎮座していた。雨がひどくなってきたので、

   神社探索は早々に切り上げ、少し下ったところにある三峰山博物館へと急いだ。

     近くまで行くと何と、オオカミの遠吠えが山のほうから聞こえてきた。もちろん博物館のスピーカーから流れる声だが、

   なかなかの凝った演出に思わずニヤリ。同時にこの山にオオカミが住んでいた頃の事を思い浮かべていた。「やっと逢える」。そんな思いがじわじわと湧きあがってきた。さっそく博物館のなかへ。

            

三峰山山中。ハイキングコースと言っても結構、険しい。

 

緑が深い。小雨が降っていてもあまり気にならないほど深い。

 
 


            

不思議な雰囲気を醸し出す、三峰神社の入口。

 

看板発見。いよいよニホンオオカミとご対面。

 
 

 


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