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沖縄のお盆
東京のお盆は7月、地方は8月。沖縄のお盆は毎年8月または9月ごろ、旧暦で行われます。「または」って(?)毎年日にちが変わるんです。今年はいつなの?って聞かないとわかりません。沖縄の行事はお盆に限らず旧暦でやってきます。
私の感覚でお盆休みといえば「さあ、会社も休みだ」「夏休みだ」「さあ旅行だ」って感じです。結婚当初は海外旅行に行ったり、こっちの夏休みにあわせてリゾートを満喫するためにバカンス気分で帰ったりしていたのですが、それは沖縄の常識では外れていたようです。お盆の行事は色々とあり、年中行事の中でもプライオリティが高い重要な行事です。沖縄ではお盆はご先祖様を一家、親戚中でお迎え・お見送りする大切な儀式なので、遊んでいてはいけないのです。母はお客様とご先祖様をお迎えするために掃除や料理の準備に忙しいし、家長または長男はそれを取り仕切るため、どんなことがあっても帰らねば、なのです。私たちも沖縄帰り参加が必須です。。。
お盆の儀式
お盆は旧暦の7月13日〜15日。3日間行事があります。『ウンケー』(初日)でお墓まで行ってご先祖さまをお迎え。ご先祖様がおうちに帰ってきます。お仏壇にお線香を上げ、食事をお供えします。また、自宅だけでなく親戚一族の家をお中元をもって回り、それぞれのお宅のお仏壇にお線香を上げ、ご馳走を頂きながらお話します。(親戚回りは各家でご馳走を頂くのでおなかがいっぱいになっちゃいます。)家によっても違うのでしょうが、私自身の実家では親戚づきあいが希薄です。でも沖縄ではまだまだ親戚のネットワークはとても濃厚なのです。それぞれのお家にお邪魔して近況を話したり、お盆はそういった交流を図る場でもあるようです。自宅でお迎えするのと親戚を回るのとなかなか忙しいです。
『ウークイ』(最終日)はご先祖さまをお送りする日。名残を惜しみながら行うのでスタートは夕方〜夜です。玄関先でお線香を焚き、帰り道歩きやすいようにさとうきびの杖も用意します。黄色い紙のお金(天国で使うお金とのこと)に火をつけて燃やします。そして燃え尽きたら「またきてくださいね」とお見送りします。自宅でのお見送りが終わったら、『ムートゥヤー』(本家)に伺います。そして『モンチュー』(親族一同)が集まって『トートーメ』(仏壇・位牌)に拝みます。またお見送りの儀式が行われます。
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