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419 :柳原タン(;´Д`)ハァハァ :02/06/22 08:14
ID:ANwo8K1H
- 純愛 -
柳原はバスルームから出てくると、ゆっくりとした足取りでモニターの前に腰掛けた。
まだ濡れている髪から雫が白い肌を滑り、マウスの脇にぽたりと落ちた。
シャワーを浴びる前から既にいつものサイトに繋げていた。リロードボタンを押す。
「カチリ」音が静かな部屋に響き渡り、やがて画面にスレッドタイトルがズラリと並んだ。
柳原はこの瞬間が堪らなく好きだ。普段は体の奥深くに深く秘めている疼きが目を覚ます瞬間…。漆黒の淵から違う自分が顔を覗かせる時…。
潤んだ瞳で自分を見返すあの視線に気がつくのだ…。
柳原はゆっくりと瞬きを一つして画面を覗き込んだ。視線はスレタイの上を優しく愛撫するように泳いで行く。瞳はもう半分潤んでいる。
どうしようもなく高まってくる疼きを懸命に抑えながら、柳原はタイトルを追った。そう。海原を。
あの娘がどこにいるのかはタイトルを見ると不思議と分かる。分かってしまうのだ…その感覚は自分が自分であるように…当たり前のように確かで…そして熱い感触なのだ…。
視線があるタイトルの上に来た刹那、柳原はついに堪え切れずに「クふゥッ」と声を漏らしてしまった。官能が一気に脳天に到達してしまったのだ。
そう、見つけたのだ。私だけの…あの娘。今日も放さない…。モニターの光が、暗闇の中、妖しく微笑む柳原の口元を浮かび上がらせた。
細く白い指が、なめるようにキーボードの上を走った。…その動作は電子に変換され光の信号となり、光ファイバーというハイウェイを突き抜ける。
やがては逆の順序で復元され、最後には確実にあの娘の網膜を捕らえるのだ。
高鳴りつつある胸の鼓動を抑えつつ、柳原は最後の3文字を打ち込んだ…「
a g e 」と。
ツヅク…カモ