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548 :柳原タン(;´Д`)ハァハァ :02/06/25 03:07 ID:eqSR7xOT
-純愛3-
 目が覚めた。
カーテンの隙間から薄く光が差し込んでいる。
高層マンションの20階に位置する柳原の部屋からは周囲を一望できる。
遮蔽物も少ないので、天気が良く空気が澄んだ明け方には、朱に染まる富士も遠く眺めることが出来る。
だが、ここ一週間ほど開かれたことはなかった。
 柳原はゆっくりと起き上がると、コーヒーを落とす用意をして、バスルームに向かった。
程なく、バスルームのガラスが湯気で曇った。熱いお湯が肌を優しく撫でてくれる。
「……。」
 今ごろあの娘は今頃どうしているんだろう…。徐々に眠気が覚めつつある頭の中でそう思った。
まだ早いから寝てるのかもしれない…どんな寝顔をしてるのだろう…。色んな考えが頭の中を交錯した。
昨日の事、昨夜の事、今日の事…ずっと遠い昔のこと。父親の思い出…。
 タブを閉じた。その場に座り込んで鏡を見つめた。自分を見返す自分を見返した。
「あなたって可哀想な人ね…」 
鏡が滲んで見えなくなってきた…。タブをまた開いた。

エロシテ、スミマセン・・ロセンカエテ ハヤメニ オチ ツケマス・・・