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59 :会員番号93希望 :02/07/15 02:50 ID:kkfcXnxf

ADSLに接続されたSOTECのノートパソコンに偉大な次期大統領閣下が厳めしい顔
をして映っている。彼は「パイティン!」という檀君の敬礼に形ばかり答え、不機嫌
そうな声で本題に入った。
『ヒカル君、君は今回の『2chの海岸清掃をライフセーバーのお手柄にしちゃう
ゾ!』作戦には不服だったようだね』
「はい、だって、魔法でライフセーバーのお姉さんに変身して、ゴミ拾いをして
いる人達の手柄を横取りするなんて、あんまり、その、良くないゾっていうか…」
伏し目がちに、答える海原タン。
『困るね。そういうコトでは。君は魔法少女がウリナラ起源であるこニを証明す
る為にチョッパリからパクった技術で復活した魔法少女なんだよ?その為にウリ
ナラ市民平均年収半万年分に匹敵する費用がかかったことは忘れちゃいけない』
「ゴメンナサイ。ボク……」
海原タンにだって解っていた。日本の代表的な嫌韓秘密結社である『2ch』の活動
を妨害する今回の任務が、未だ見ぬ祖国にとってどれ程重要なことであるか。だ
が……、実際にライフセーバーのお姉さんに変身して海岸に着いたとき、ゴミ一
つ無くなって美しく輝いていた海岸線をその目にしたとき……、海原タンにはどう
してもこの清掃活動をしたチョッパリ達を貶める気になれなかったのだ。
「でも、理由はともあれ、ゴミを拾うってコトは、チョボラ精神にも……」
「ええい!黙るニダ!ヒカル!!偉大なる次期大統領閣下に口答えするなニダ!」
「痛い!」
檀君が海原タンに跳び蹴りをかまし、その言葉を止める。普段は海原タンのナビ役に
徹している檀君だが、偉大なるチョン閣下の前では海原タンに対して恐るべき傲慢さ
を垣間見せる。これがウリナラの標準かと思わせるような豹変ぶりだが、どこか
滑稽で愛らしさを感じさせるのは魔法少女の使い魔故に、と言ったところか。
「貴様のようなパンチョッパリをウリナラの尖兵にしてやった恩も忘れて、閣下に口
応えするのは半万年早いニダ!礼儀道徳を知るニダ!なにが『ここにはボクの魔法
は必要ないみたいだね…』だ!ウリの作戦を台無しにしやがって!謝罪と(以下略」
「痛い!痛いよ!檀君!」

『……その位にしておきたまえ。檀君』
海原タンに馬乗りになり、レイープすら始めかねない勢いの檀君を次期大統領閣下が
流石に止める。
『ヒカル君。君の考えは解った。今回は不治TVを再買収することにより事なきを
得た事だし、これ以上君の責任を追及することは止めておこう』
「そ、そうニダ!責任追及なんて、過去を振り返る様な真似は今回で終わりにし
る……、」
『しかし!』
次期大統領閣下のキツイ調子の言葉に檀君がビクッ、と反応する。これは……。
『いくら責任追及がここで終わると言っても、今までの罪が精算される訳ではな
いよ』
「ア、アイゴォ……」
次期大統領閣下は流石と言うべきか、ウリナラ指導者的な言い回しに長けていた
ようだ。檀君が絶望の声を上げ、海原タンも不安げな表情を見せる。
『不治TVの再買収にはウリナラ市民半万年分の年収に匹敵する米ドルが必要だっ
たのだから、君達にもそれなりの責任をとっても貰わなくてはね』
「と、と言うことは今回も……?」
「お、お仕置きニダ!?」
そう、ウリナラ起源のアニメでもおなじみ『お仕置きニダ〜!!』。任務に失敗し
た者達を待ち受ける、トラウマ必至の恐怖体験。それが今週も彼等を襲うのだ。
『今回も二通りのコースを用意しておいたよ』
そして液晶画面に『嘔吐物まみれの地獄コース』と『楽しいお食事天国コース』
が表示される。当然二人が同じコースを選ぶことは出来ない。まさに天国と地
獄。海原タンと檀君の背に冷たい物が流れる。

『ではヒカル君から決めたまえ』
「え?じゃあ『天……」
「ゴルァ!!ちょっと待つニダ!」
「痛い!」
檀君が海原タンに延髄蹴りをかます。倒れる海原タン。
「毎週ウリばかり酷い目に遭って不公平ニダ!!謝罪しる!ヒカルのせいで作戦が
失敗したんだから、今回こそウリに先に選ばせるニダ!」
『……そうかい?』
あまり興味なさげな次期大統領閣下。まあ、ウリナラ市民半万年分の年収など、
チョッパリからパクった技術を一つ転売すれば即補填できる。経済格差の大き
な国の次期大統領閣下的には意外に大した事ではないのだろう。
『なら檀君が先に選ぶといいよ。それでは健闘を祈る。パイティン!』



「……アイゴォ〜!!」
調理場の方から檀君の悲鳴が聞こえる。今日は韓国のお客様のために、特別に犬
料理を出してくれるそうだ。普段は犬を食べたがらないくせに、お金と食材を提
供すれば調理はしてくれるらしい。この温泉のネーミングセンス共々、チョッパ
リの感覚はよく解らない。
「ウリは犬じゃないニダ!刃物を向けるのは差別ニダ!日韓友……、アイゴォ〜!!」
檀君の断末魔を聞き流し、海原タンは鼻の下まで湯に浸かった。頭にあるのはあの
海岸線のことと、一心にゴミを拾い続ける秘密結社『2ch』の構成員達のこと。
「どうして彼等は悪の秘密結社なのにチョボラをしていたのかナ…?ボクが悪人
だったらもっと……!」
海原タンの頬がポッと赤くなる。
「馬鹿馬鹿馬鹿馬鹿!そんなこと、とっても出来ないよ!」
……何を想像していたのだろうか?

奴等はウリナラの軍門に下ったチョッパリを邪魔するためにチョボラをするテロ
リストだ、と次期大統領閣下は言っていた。しかし何故チョボラなのか?具体的
な悪いことも咄嗟には考えられない純粋な海原タンには今回の作戦は難しすぎた様
だ。海原タンはちょっとだけ行儀悪くブクブクと口から息を吐き出す。
「まあいいや、とにかく次回はもっと頑張っちゃうゾ!」
どんなに大きな失敗をしても、恥をかいても、次の日には毛ほども気にしない前
向きさが海原タンのいい所。
「そして今度こそ閣下の期待に添って、そして……」
頑張って、次期大統領閣下の期待に添って、実力を認められて……。
「そして……」
何事にも終わりがある。ウリナラが続けている反日活動は今の所終わりはないよ
うに見えるが、いつかは終わりが来るだろう。しかし解らないのは、ウリナラが
一体何を以て終結とするつもりなのかだ。……それとももしかして、ウリナラに
は活動を終わらせる気がないのだろうか?
「そして、ボクはどうするんだろう……?」
微かな、しかし危険な思考。後ろを振り返らない事がモットーの海原タンだが、い
つの間にか自然発生的に浮かんだその疑問は、海原タンの小さな胸にいつまでもく
すぶり続けていた……。

頑張れ海原タン!負けるな海原タン!君が永久に反日でも、僕等はいつだって応援し
ているぞ!!ウリナラが日本を追い越す日は果てしなく遠いが、次期大統領閣下の
『次期』が外れる日は近い!!

「チョッパリ共!来週こそ目に物みせてやるニダ!……アイゴォ〜!」

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海原タン激しく萌え。てことで長いの書いちゃいますた。謝(以下略
『本編』を切ったのに、ヤパ長い。アイゴォ〜!