ここでやめとく日記


海獣レシピ

めったに更新されないパティシエ日記

自己紹介



打ち止め

明日で今年も最後だというのに、ご苦労にも仕事をしている人がいる。ちゃんと納会も終わったというのにだ。えらいよなあ。
そんな人と夜食事をする。相手は呑み助なので帰りはきっと遅いはず。労わってあげよう。帰宅したらすぐに寝て、実家へ帰るため、きっと日記を書いている暇はないだろう。っつーことで本年最後の日記は先行日記。
今年の一月から始め、ひたすら自己満足のためだけにあり続けたHP。来年もこのままの路線をまっつぐに突き進んでいこうと思う。
来年もどーぞよろしく。
12月30日(日)

ふふ

私は人に語るべき特出した能力はなにも持っていない。他人の目から見ても普通に埋没しているように映る。だからといってそれに不満を感じたこともない。
今日、友人達と食事の最中、話が楽器のことになった。なにかできる?ということになり、各々ピアノは習ったことがあるという結果になった。大体みんなバイエルでやめている。それでにわかにバイエル挫折者の会のような状況になり、話題はバイエルの何番までやったとか自分の方がより弾けるとか、本当に無意味な自慢話で持ちきりに。そこへ私にも同意を求めるように会話がふられる。
が、私は一応ソナチネまでは終わっているので、チェルニーに対しての愚痴やら不満やらは出てくるが、バイエルは昔過ぎて覚えていないのだ。適当に言葉を濁していると、友人達はだったらどの程度弾けるのだと問い詰める。正直に「よく弾いたのは乙女の祈りとか、子犬のワルツとか。ドビッシーの月光もベートーベンの月光も好きだ」と正直に話す。今はもう指も動かないのでまったく弾けないがと。
いきなり友人達の眼差しがどこかしら尊敬のものへと変わるのがつぶさにわかり、私はあせった。
おそらく彼らは知らないのだ。弾けることと、弾きこなせることは違うということを。
12月29日(土)

えっ?

本日仕事納め
仕事が無事に終わる。年内に出すべき図面はちゃんと本日正午で出し切った。あとは微調整と微修正。それが終われば掃除だ、納会だ!!やったぜべいべ。
心の中で鼻歌歌いながらチマチマと仕事してると、後ろからおじさんの呟きが突如聞こえた。
「年明けたらおねーちゃんの仕事、一回整理になくっちゃなあ。収集がつかないよこれじゃあ」
へ?
とっさに振り向くとスケジュール表とにらめっこしてるおじさんが。私はまだ貰っていない新しい奴だ。何書いてあんだよ、そこに。この前までは余裕ある仕事内容だったじゃないか。整理するほどのことじゃあなかっただろ。おい、おい
そんな私の視線に気づいたのかおじさんが顔を上げた。目があうとなにやら意味ありげな微笑み。
「来年も頑張ろうね」

こわいよーーーー

明けて新年、私を待ち受けるのは一体どんな仕事なのだろう。
12月28日(金)

おいおい、なんでこんなに日記を更新してるんだよ!!
まるでメインみたいじゃないかよ!!なんでだよっ!!
っつーか年末だよ!!
12月27日(木)

お母さん

おねーちゃんの職場の机はとても汚い。図面と書類があっちゃこっちゃと散らかっている。必要なものだけを出しているのだが、他人には無造作に置いてあるとしか見えないらしい。たまに自分でも本当に必要なものが取り出せなくてちょっと困る時がある。ファイルしなくちゃなあと思っている矢先、おじさんが言った。
「おねーちゃんの机、汚ねーな。効率悪いよ」
ごもっともな台詞にただただ恥じいるばかり。が、まだ慣れない職場で文具類が何処にあるか解らない私は、どーしたもんかと途方に暮れるしかなかった。
数分後、突然おじさんが数冊の空ファイルを差し出してくれた。
「これで閉じなさい。このファイルにはあれとそれ、こっちにはこれとこれ」
常々面倒見のいいおじさんだと思っていたのだが、この時を境に私にはおじさんがお母さんに思えるようになったのである。
その位置関係は残念ながら「幼児」と「母親」という低レベルなものなのであった。
12月25日(火)

降誕祭

昔、昔、ユダヤの女が性交などしていないと言い張りながら馬小屋でだんな以外の男の子供を産み落とした日。そんなイかれた女から生まれたもっとイっちゃてる男の誕生をみんなで祝おうというのが今日。
ケッて感じである。
そんな夜に友人から「離婚しました」との知らせ。
ますますケッて感じ。
しかしそんな知らせを受けるとやっぱり何故か祈らずにはいられなくなってしまう。
別に彼じゃなくてもいいけれど。誰かに聞きいれてもらいたい思いが心に残る。
彼女たちに幸せが訪れますように。
12月25日(月)

コンサート

コンサートに誘われていそいそと出かけていく。クラシックであるということしか知らされていなかったが、久々のコンサートということにとにかく出かけた。
電車の乗り継ぎにちょっと失敗し、相手を30分も待たせ、開演ギリギリでホールに飛び込み、一曲を外で、2曲を立ち見で、なんとか3曲目で座れたのだが席を間違い、4曲目でようやく落ち着いて聞くことができたという、はた迷惑なことをやらかしてしまう。
曲目はメジャーだが、私の大好きな曲ばかりで大満足の内容だった。しかし、やたらとアヴェマリアが多かったのは何でな訳?
と、そのご食事をしながらコンサートの中身について話し、ついでにそのことにも触れてみる。だってなんで3曲もアヴェマリアを?不思議なセレクトでしょ。それを言うと相手は驚いたような視線を私に向け、一瞬の沈黙後、おもむろにすっとプログラムを開いてくれた。
そこにはちゃんと「クリスマス・コンサート」と書かれていたのである。
散々シツレーなことをしまくったが、ここに来て最大級のシツレーをやらかしてしまうあたり、さすが私だとしか言いようがない。
あーーー、だから舞台の上にちんまりしたクリスマスツリーがあったんだーーーー。
12月22日(土)

おじさん5

おじさんがマジで風邪をひいている。喉も痛いし、頭も痛いし、咳も出てるし、鼻も出てるし、熱も出ているらしい。おじさん、一週間かけてチックリチックリと風邪登山登頂中。頂上はすぐそこだ。頑張れおじさん!!
この一週間、とっても楽しかったよ。ありがとう。ククク。それにしてもどんなパラメータの数値よりもはっきりと下降するグラフを作れて私はとっても幸せだ。日に日に本当に悪くなっていくおじさんには悪いとは思ってるけど、この楽しみは譲れません。
明日から3連休です。おじさん、ゆっくりと休んでちゃんと治してね。
早く良くなることを祈ってます。
そんなおじさんにメリークリスマチュ
12月21日(金)

おじさん4

おじさんが本当のかぜっぴきさんになってしまった。あいも変わらずペロペロとトローチを舐め、お昼には頭痛薬を飲み、鼻をかみかみする。おじさん、昨日より更に更に酷くなってる。全然ダメダメじゃん。
早く良くなるといいね
12月20日(木)

おじさん3

おじさんが風邪をひいた。喉が痛いだけじゃなく、頭も痛いと言い、ついでに鼻声にまでなっている。おじさん、昨日よりさらに酷くなってるよ。もっとダメじゃん。
早く良くなるといいね
12月19日(水)

おじさん2

おじさんが風邪をひいている。喉が痛いだけじゃなく、頭も痛いと言い出した。帰りにはちょっと咳も出てきてた。おじさん、昨日より酷くなってるよ。ダメじゃん。
早く良くなるといいね
12月18日(火)

おじさん

おじさんが風邪をひいたらしい。喉が痛いよとしきりに呟き、医務室でもらってきたトローチをきっちり2時間おきに舐めている。奥さんの風邪がうつったらしい。おじさんの鼻歌もあんまり元気がない。
早く良くなるといいね
12月17日(月)

待ち合わせ

人と待ち合わせる為、東京ステーションホテルに行く。日曜のポカポカしたお天気の午後である。クリスマスに彩られつつある丸の内。結構待ち合わせに使われるのか、ホテル内には所在無げにぽつんと一人で佇む人がちらほらと。その中に一際綺麗なおねーさんがいた。黒くツヤツヤしたビロード地のノースリーブの、しかし品のいいワンピースが良く似合う、長身ですらりとした人だった。細く長い首には同じような黒のチョーカー。襟元には今流行のファーがふわふわと漂って、おねーさんの綺麗な鎖骨をいっそう華奢に見せる演出をしていた。お顔の方はきつい系の顔ではなく、そそとした優しそうな何処となく石田ゆりこ風で、ますます私の好みの綺麗なおねーさん。こんな素敵な彼女ならさぞかし素敵な彼が来るのだろう。私の待ち合わせの相手よりも早く来ないかなと、久々に見るだろう美男美女のカップルを勝手に想像し見守っていると、そこにわらわらとやってきたのは、コイー、おせっかいそうな、中に『あ』という文字が入りそうな年齢のおばちゃんふたりに連れられた、坊ちゃん坊ちゃんくさい男が一人。
「あらあら、お待たせしっちゃって申し訳ありませんでしたねえ」
しばし双方の間でペコペコと頭が下げられ、それが済むとおばちゃんはかしこまって紹介なんぞを始める。
「で、こちらが○×△さんよ」
と綺麗なおねーさんにさえない坊ちゃん男を、坊ちゃんには綺麗なおねーさんを。
・・・・なんとまあ、お見合いの席だったのだ。
やってきたのはとっても素敵な彼なんかじゃなく、とんでもなく坊ちゃんくさいさえない男だったのである。
それを見ていた私は思わず心の中でオイオイオイと呟いてしまった。こんなに綺麗な彼女なんだからもちっとマシな男紹介したれよ。
しかし、彼女は事前に写真でも見て知っていたのか綺麗な微笑をたたえ彼にゆっくりと頭を下げる。
こんなに綺麗な彼女なのだから今まで誰ともお付き合いをしたことがないということはないだろう。そんな彼女が会ってみようと思うのだから、この優柔不断そうなマザコンぽい、坊ちゃんくさい男はきっと何かしらすごいものを内に秘めた相手なのだろう。
それとも彼女自体が見てくれと中身がものすごく反比例しちゃってる人で、家族と親族の悩みの種で、とにかく誰でもいいから落ち着いて欲しいと思われちゃってる人なのか
私だったら絶対にお断りの相手に向かって彼女は微笑みを絶やさず、喋り捲るおばちゃん二人と、そこにちんまり座る坊ちゃん男の話を聞いて頷くのである。
世の中は理不尽なことばかりであるとまた一つ実感した日であった。
12月16日(日)

今更

今更だが、おねーちゃんのお仕事はしがない図面屋だ。かなりヘナチョコな図面屋である。チェックというのは検図ということだ。
おじさんは時々鼻歌を歌う。いつも決まってそれはディープパープルの「スモークオンザウォーター」
彼は言う。「検図してる時に、瀬戸の花嫁になったら、かなり機嫌悪いからね。おねーちゃん気をつけて」
小心者の私はすっごくその言葉にビビリまくる。「検図、お願いしまーす」そうして図面を渡し、他の仕事に取り掛かるのだが、しっかりと私の耳はおじさんに向けられているのは言うまでもない。いつ「瀬戸の花嫁」が出てくるのかと思うと、それはそれは赤チェックの修正の山よりも気になってしまうのであった。私の図面が一向に要領を得ないのはもしかしてその「瀬戸の花嫁」からくるプレッシャーによるものかもしれない。
おじさん、私の効率UPのためにも鼻歌歌うのやめてもらえませんかね。ねえ。機嫌が良くても悪くても・・・・
12月14日(金)

おじさん

はっ・・・・。そういえばおじさんがいつも気づくといない。私が必死こいて発狂しそうになりながらCRTにむかって残業してるっつーのに、おじさん何処いったんだ?仕事は?
なんてことはない、おじさんの奥さんが風邪でダウンしているだけのこと。かなりひどいらしくおじさんも看病疲れが見え隠れする。
「今日の夕食、なにすっかなあ」
つぶやきながら帰っていくおじさんの背中にはそこはかとなく哀愁が漂っていたのだよ。
でも、おじさんがテーマソングとしている「スモークオンザウォーター」はその姿に全然似合ってなかったけど。
12月13日(木)

おじさん

帰宅する電車を待つべく、いつものホームに佇んでいると、隣に立っているおじさんが妙な動きをしている。俯いてきょろきょろしたり、身を乗り出して前の人の足元を見たりと、明らかに挙動不審。割と体格もよく、その年代のおじさんにしてみればかなりイケテル部類だ。ちょっくらダンデーで、ロマンスグレーをそこはかとなくかもし出すおじさんには、その行為はあんまりらしくない。私もかなり不振な目を彼に向けていたのであろう。ふと目があった途端、おじさんは低く、渋い、細川タカユキばりの落ち着いた声で私に聞いてきたのである。
「この足元の黄色と白のラインは何か意味があるのでしょうか?」
はぁ〜〜〜〜〜?
確かに立ち並ぶところにはドアの印と並びやすいようにか枠線がある。白のラインと黄色のラインでそれぞれ囲われているのだが、そんなことを気にしたこともない。
「さあ・・・解りませんが・・・」 と言葉を濁す以外に、残念ながら私は答える術を持たなかった。そんなに気になるなら駅員呼んで聞こうか?そんな視線を向けているとちょうど良く電車が来てTime out。そのままうやむやのまま立ち並ぶ人の列に押され電車の中へ。しかし、私は最後のドアの閉まる瞬間までおじさんがしきりに足元を覗き込んでいるのを見逃さなかったのだった。
毛林嬢といい、このおじさんといい人は色んな悩みを抱えて生きていくものだとしみじみと実感した夜であった。
12月12日(水)

仕事

私の手から離れた仕事がまだ終わってなかったらしく、なんだかの書類を出せと催促を受ける。初めて聞く仕事内容に頭の中は???
カタカタ君に書類の作成を教えてもらい、その担当者に挨拶に行く。彼の名はMr.holly。その名の通り鋭そうなお目目がちょっと怖い。彼の書類チェックはメチャメチャ厳しいらしい。重箱の隅をつついたように真っ赤になって戻ってくるという。
「もー、ホント赤くて。チェックから返ってくるとちょっと凹むんですよ」と毛林嬢。
はてさて私の場合はどーなるのだろう。
12月10日(月)

毛林嬢

毛林嬢の今の悩み。「オタンコナス」と茄子はどんな関係があるのか?語源は?ついでに「アンポンタン」って何?
お昼の食堂で茄子の揚げ浸しを食べてそう思ったそうだ。気になって気になって夜中にふと目が覚め、広辞苑まで広げたと言う。でも、語源は解らなかった。「載ってないんですよぉ」とちょっとご不満のご様子。
「池田亀太郎はあるのに・・・」
出歯亀って、あーた。彼女が本当に調べたかったものはオタンコナスだった筈では?
12月5日(水)

12月

12月。今年も最後の月。もう12月かって、今年もあとひと月かって誰しもカレンダーをめくる時に思う月。去年の今頃もそう言っていた人も多い筈。何度そうやってつぶやき続けてきたのだろう。きっと何回繰り返しても言ってしまうんだろう。厭きないね。これだから人間てっやつぁ・・・・。だから私はそんな学習力のないことは言わないのだ。もう来年かあ。
そんなわけで12月。煩悩と欲望と欲求不満の紫で決めてみよう。さあ、今年の不満は年内中にカタつけようぜ。
12月1日(土)

十一月分






ブラウザのback機能で戻ってくれ