リアリティ

退屈な日常から
非日常に変わる時の
実感

一体何処までが日常で
何処からが非日常なのか
実感がない

さっき餌をあげていた子猫が
車に轢かれてしまった
かわいそう

猫の死体が草むらに捨ててある
誰かが見つけても
ねこの死体があるとしか感じないだろう

見る、聞く、触る、嗅ぐ、味わう
五つの感覚はあるけれど
感じることができない

言葉では知っているけど
初めて見たものには
実感が湧かない

「これが話に聞くあれですか」
目の前のものを見ても
本当にあれなのか解らない

何処までが自分に関係あるもので
何処までが自分に関係ないものなのか
実感がない

言葉が心に染み込んでこない
だから何かを感じても実感がない
だから少しぼかしてリアリティという
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