我流 ヤビー&レッドクロウ 飼育術
― B エサ:エサの種類とサイクル 稚ザリ篇 ―
1. サイクルの概念
ザリガニの単食飼育は危険!
ザリガニ養殖業界では、
ザリガニは単一の飼料で飼育していると、必ず調子を崩す!
というのが常識になっています。
必ず、複数種類のエサをサイクルして与えましょう!
稚ザリであれば、一般的には1日に1回、エサを与えます。
本当に小さい(5cm以下)稚ザリなら、1日2回ほど与えるとベストでしょう。
また、常備食(補助食)として、流木や水草を入れておきたいところです。
サイクルさせるエサの種類は、稚ザリといえども最低でも4種類以上!
稚ザリは成体に負けず、いろんな栄養素を必要とします。
育ちざかりですから、偏りなくいろんなエサを与えましょう!
2. エサの種類
※ 注意 極極小(親離れしてまもない稚ザリ) 極小(2cm以下の稚ザリ) 普通(5cm以下の稚ザリ)
5cm以上の稚ザリは、ほぼ成体と同様のエサの与え方が可能だ。
| 名称 | 特 徴 | 1回で与える量の目安 | 重要度 |
| 総合食:サイクルの基本となる総合栄養食 | |||
| CF Star | 日本淡水開発と日本唯一のザリガニ飼育者団体JCCが共同で開発した、日 本唯一の本格的ザリガニ飼料。ザリガニの飼育に必要な栄養素が十分に含 まれており、信頼できるエサである。 サイクルの基本として組み込むべきエサである。 ザリガニを多く扱っているショップであれば、入手できる。 ![]() 稚ザリ飼育でも使用可能だ。 |
極極小:数匹で1粒 砕いて与える 極小:1匹1粒 普通:5〜6粒程度 |
☆☆☆☆☆ |
| ヒカリクレスト コリドラス |
コリドラス用の飼料であるが、ザリのエサにも最適。 沈下性があり、与え易い。 細かいかけらにして与えよう。 |
極極小:不適 極小:小さいかけら 普通:1粒弱 |
☆☆☆ |
| テトラ プランクトン |
沈下性のある、ネオンテトラ等の小型熱帯魚用の総合食。稚ザリの飼育には 重宝するエサだ。 |
極極小:砕くとよい 極小:1匹2〜3粒 普通:不適 |
☆☆☆☆☆ |
| テトラミン | 沈下性に欠け、浮遊してしまうのが難点であるが、ウィローモス等を入れてあ るなら、うまくひっかかってくれるはずだ。総合栄養食である。 |
極極小:多少砕いて 極小:不適 普通:不適 |
☆☆☆ |
| 植物食:植物性の原料に由来するエサ | |||
| ヒカリクレスト プレコ |
ザリガニ飼育における植物食の代表格。 動物食が多いなかで、ぜひともサイクルの1つに加えたい。 嗜好性も大変優れている。硬いので、極極小サイズに与えるには、細かく砕く ことが必要だろう。 |
極極小:細かく 砕けるならOK! 極小:小さいかけら 普通:小さいかけら |
☆☆☆☆ |
| 水草 | 稚ザリは水草をよく食べるようだ。空腹時の非常食となり、隠れ家も提供する ことから、共食い防止にも大変役立つ。ウィローモスがおすすめだが、カボン バやアナカリスも有効だ。 注意点は3つ。 @ 茎の太い水草は危険!? アヌビアス系の水草は安価で増えやすいことから、ついついエサとし て与えてしまいたくなるが、茎中に毒をもっており、茎を傷つけると水 中に毒を流出し、下手をすると水槽中のザリガニが全滅することもあ るとか。他にもそういった水草があるかもしれないので、あまり得たい の知れない水草は水槽内に入れないほうがよい。一般的には、茎の 太い水草は怪しいようだ。 YEEYOがおすすめする(エサ用)水草は、 ・アナカリス ・カボンバ ・ウィローモス 安全性は実証済み。 ただし、ウィローモスは成体になるとあまり食べないようだ。 A 購入してきた水草は、よく洗って! 水草に農薬なり化学肥料なり、なにか有害な薬品や物質が付着して ることも考えらる。買って来た水草は、とにかく水道水でかまわないの で、よ〜く洗うこと。また、オモリの鉛などは必ず取り去ること。鉛の部 分を切り取ってしまうことをおすすめする。 一番安心できるのは、自宅の水槽で増やした水草だろう。 B 水草は沈んでくれない!? アナカリスやカボンバなどは、基本的に浮いてしまう。底砂を薄くしか敷 いていない場合は植え込むことなどできないし、厚く敷いていて植え込む ことができたとしても、ザリがすぐに引っこ抜いて浮かしてしまう。そこで、 鉛のオモリには不安が残るため、YEEYOおすすめの便利グッズ(?)「植 えっこ」を使用するとよい!使い方もカンタンで、有害な物質も含まれてい ない。水草を直接ピンセットでザリに手渡すこともできるが、手放してしま うことが多いようだ。 |
常時入れておこう (非常食) ![]() ↑ 水草を与える際、 あると大変便利! |
☆☆☆☆☆ |
| 流木 | 稚ザリは、硬すぎてあまり食べることができないようだが、隠れ家としても入れ ておいて損はないはずだ。 |
補助食 | ☆☆☆ |
| 動物食:動物性の原料に由来するエサ | |||
| ヒカリクレスト キャット |
沈下性のある動物性人工飼料の定番。嗜好性もまずまず。サイクルの中の 動物食の基本である。 柔らかいため、砕くのも容易。 |
極極小:砕いて与える 極小:小さいかけら 普通:1粒 |
☆☆☆☆ |
| ヒカリクレスト ディスカス |
沈下性があり、便利。ヒカリクレスト・キャットがあれば必要ないが、バリエーシ ョンを増やしたいなら、使いやすいエサだ。 |
極極小:砕いて与える 極小:2分の1粒 普通:1〜2粒 |
☆☆☆ |
| 冷凍アカムシ | 生餌に近い動物食の典型。サイクルの中に組み込んでいるキーパーは多い。 冷凍庫で保管しなくてはならないのが難点であるが、1回使い切り用に個装さ れているものもあり、使いやすくなっている。嗜好性がダントツに高く、ぜひとも サイクルに組み込んでいただきたい。 稚ザリに与えると、成長が大変はやくなるといわれている。 |
極極小:不適か? 極小:1匹程度 普通:5〜10匹 |
☆☆☆☆☆ |
| ブライン シュリンプ |
卵が売っているので、塩水を使って孵化させる。(めんどくさい) 詳しくは、当サイトの「ブラインシュリンプ孵化率UPへの道」を参照。 浮遊してしまうのが難点で、あまり使い勝手はよくない。 また、卵のまま与え てしまうのは厳禁。硬い殻がついており、稚ザリの体長を壊す。 |
極極小:適量? 極小:不適 普通:不適 |
☆☆☆ |
| アルテミア | ブラインシュリンプの硬い外殻を取り除いたもの。大変小粒であるが、栄養価は 高い。水槽全体の水流を一時的に止めたりすれば、沈下もしてくれるはずだ。 |
極極小:適量? 極小:不適 普通:不適 |
☆☆☆ |