我流 ヤビー&レッドクロウ 飼育術

― @ 水槽設備:病気予防 ―

1. ザリガニの病気

 最も多発する病気は「バーンスポット(焦点)病」!
     ザリガニの死亡原因のほとんどは、
     熱帯魚のような多種多様な病気でなく、
     水質や飼育環境の悪化によるものでしょう。
     が、ザリガニにも、よくかかる病気が1つあります。
     それが、「バーンスポット」といわれる病気です。
 症状は、こげ茶色の斑点やシミのようなもの。
     甲殻や胸脚、尾扇、腹部などに
     こげ茶色の斑点やシミのようなものができます。
 バーンスポットの原因は・・・?
     水中の雑菌がザリガニの甲殻に潜り込んで引き起こされます。
     通常であれば、ザリガニにも十分な抵抗力があるはずですが、
     水質の悪化、底砂の汚れ等により、
     水中の雑菌が増殖し、一方でザリガニの体力が低下していくと、
     バーンスポットが発症してしまいます。
 バーンスポットが進行すると・・・?
     甲殻が内部組織と癒着を起こし、
     脱皮障害を引き起こして斃死します。
 バーンスポットの治療法は・・・?
     特にありません。
     ザリガニは薬品(魚病薬等)に大変弱く、
     薬浴治療は不可能です。
     適量の塩分を加えるという対処法もあげられますが、
     どれほどの効果があるかは定かではありません。
     唯一、脱皮だけが、この病気からの治癒の道です。
     が、病気がある程度進行してしまっていると、脱皮もできなくなります。
     バーンスポットが発見されたら、
     できるだけ早期に水換えや底砂の掃除をし、
     その後もこまめに掃除をして、飼育環境を最良の状態に維持してください。
     それによってバーンスポットの進行を止め、
     あとは脱皮を待つのみです。
 その他の病気は・・・?
     他にも10種類程度の病気や寄生虫が確認されています。
     が、普通に1種を単独飼育しているかぎり、
     あまりお目にかかることはないと思います。
     ザリガニの病気を詳しく知りたい方は、
     「佐倉ザリガニ研究所」様のHPが、本当に素晴らしいです!!
     ぜひ、1度、ごらんになってくださいね☆
     ⇒ 佐倉ザリガニ研究所HP http://www.interq.or.jp/pacific/mimo/CONT.html


2. 病気予防

 ザリガニの病気は、進行してしまうと治療は困難です!!
     前述の通り、ザリガニは薬品類に大変弱いため、
     病気になってしまうと治療が困難です。
     ですから、「病気予防が命!!」というわけです。
     ここで、病気予防のポイントを列挙します。
 @ 十分な水量で飼育して!
     ザリガニの背中がギリギリ隠れるくらいの浅い水深での飼育は、
     水量が少なく、水質悪化に陥りやすいため、
     病気発生率が急激にUPします。
     熱帯魚と同様、フルアクアリウムで、十分な水量(水深)をとって、
     安定した水質で飼育してください。
 A 定期的な水換えを!
     7〜10日に1度、3分の1の水換えを必ず行ってください。
 B できるだけ、底砂の掃除もしよう!
     水換えの際に、底砂の掃除も忘れずに!
     水底に生きるザリガニにとって、水自体の汚れよりも深刻です!
 C 水槽内に “よどみ” を作らない!
     水槽内に “よどみ” (水の流れがない場所)を作ると、
     そこに汚れが蓄積するなどして、水質の悪化につながります。
     水槽内全体にほどよい水流ができるように注意してください。
 D 病気予防用品を使用してみるのもいいかも!?(本章のポイント!?)
     効果はまったくわかりませんが・・・(いい加減ですみません)、
     水槽内の雑菌が病気(特にバーンスポット)を引き起こすなら、
     水槽内の雑菌を減らしてしまえ!! という単純な発想。
     水槽内の雑菌を減らすといえば、
         ☆ 殺菌灯
         ☆ 殺菌筒 (殺菌マット)
     殺菌灯は、紫外線(?)のチカラで水中の雑菌を退治するもの。
     ちょっと高価ですが、熱帯魚飼育では大変重宝されています。
     めんどうなのは、外部式フィルターに接続して使用するところ。
     外部式フィルターを使用していない場合は困ります・・・。
     そこで、オススメが、殺菌筒 (および 殺菌マット)。
     熱帯魚専門店では、3軒に1軒くらいは扱っているんじゃないでしょうか?
     殺菌灯に比べて安価ですし、
     殺菌筒はエアーポンプにつなぐだけ、
     殺菌マットは濾過層にほうりこむだけ、
     という手軽さ。
     ヨウ素を吸着させたボールのチカラで雑菌を退治します。
     (半年に1回、交換しなくてはならないのが、たまに傷ですが・・・)


3. 殺菌筒、殺菌マットの使用感想

 とにかく気軽に使用できるのがウレシイ!!
     上記のように、めんどくさいことは一切ありません。
 現時点での、使用後の様子は・・・?
     ウチの水槽で以前、
     レッドクロウの腹部に 6ミリ × 15ミリ 程度のバーンスポットが発生しました。
     あわてて飼育環境を全面的に見直し、改善しました。
     しかし、しばらくは脱皮する様子もなく、
     少しでも治療になれば!!と、
     殺菌マットを導入しました。
     飼育環境の改善が効いたのか、殺菌マットの効果か、
     その後、バーンスポットの進行はおさまり、
     しばらくして脱皮も順調に行われ、
     バーンスポットが完治しました。
     その後も殺菌マットは使用しつづけ、
     あれ以来、1度もバーンスポットは発生していません。
     ウチでは、殺菌マットを外掛けフィルターの濾過層につっこんで使用しています。
     たまに、汚れを洗う程度で、いい感じです☆





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