日本料理の基本『だし』
『だし』は、日本料理の基本中の基本です。上手に『だし』が取れれば、それだけで料理の レパートリーが一気に増えます。 もともと味には、甘、辛、酸、苦、塩の5味があると言われています。日本料理には、第6番目の 味と言われるもの、『うまみ』はだしから生まれます。 そもそも、うまみの成分には、イノシン酸系のうまみ=かつおだし等の動物性と、グルタミン酸系= 昆布等の植物性があります。化学調味料の代表格の『味の素』は、サトウキビから取った、グルタミン 酸が主成分です。 又、イノシン酸系、グルタミン酸系のうまみ成分を合わせる事により、高い相乗効果が得られます。
かつおだしの取り方
<一番出し>
@ お鍋の8分目まで湯を沸騰させます。
A 火を止めてから、かつお節を大目に入れます。
B かつお節が自然に沈むまで待ち、濾します。
濾すのには、ペパータオルを使えば便利です。
(注意)絶対に煮てはいけません。
<二番だし>
濾した、かつお節にはまだまだ栄養もうまみも残っています。 味の濃い料理には十分2番だしが活躍します。
@ 煮立った湯に、一番だしで濾したかつお節を入れて ひと煮立ちさせるだけでOKです。
A さらに、かつお節を取り出して、佃煮等に入れて最後まで 使いましょう。 昆布だしの取り方 前日から汲み置きした水に、だしこぶを入れて一晩寝かせます。 鍋を火にかけ、湯気がゆらゆらと立ちあがったらこぶを引き上げ て完成です。
絶対に煮たたせてはいけません。独特のエグミが出てしまいます。
だしの合わせ方
基本は、かつおだしと昆布だしの半々がベストです。
合わせただしに、醤油、みりんを入れるだけで、日本料理の基本だし の完成です。
<だしの応用>
おすまし 合わせだしに塩、具を入れ、隠し味に醤油をいれれば、出来上がりです。
おでん 合わせだしに塩、日本酒、醤油、水で延ばせばプロ顔負けの味が出せます。
そばつゆ 合わせだしに醤油、みりん、塩で味を調えるだけで、市販のめんつゆ を凌ぐ、すばらしいだしができます。
上記以外でも、さまざまな料理に展開できますので、上手に使いましょう