2002年5月

■2002/05/02 (木)

保温調理用に台所に置いていた発泡スチロールのトロ箱、猫どもが共謀して蓋に穴をあけ、強引に猫ちぐら化。現在はみけこ&「ななつのこ」が占有中。
なにせ断熱素材なので、子猫の体温でムンムン。しかも爪がかりがよいので、ちびたちにも上り下り可能。時折自主的に蓋の上に姿を現したりも。
…そろそろ離乳かな。……旬でもあり、闘いの季節でもあり。


■2002/05/08 (水)

ちびどもイッチョマエに走り回るようになりました。
そのぶん年寄は肩身が狭くなるのだろうか。居間に座ればへたれが、2階に上がれば小嬢が、パソ前にいればしろくろちゃんが、風呂に入れば幸松が、やたらに声を張り上げてアピールしてくる。
今日なんかへたれが肩まで登って来て、頬に頭をす〜りすり。…爪でがっちりハーケン打ちされた肩〜胸が痛いんですけど…。


■2002/05/09 (木)

パソに向かってると、背後の足元から(表現変ね)ちゅぱちゅぱごろごろ……この大きさ、赤ん坊の立てる音ではない。
あーねー、もう今更誰が誰のオッパイ吸ってよーが驚きゃしないわよ。情けなくはあるけどさ。
…と思ってたんですけど、覚悟が甘かったよーで。
たいぞーでした。吸ってたのも吸われてたのも。
自分の乳吸うか?吸うだけならいざ知らず、喉まで鳴らしてご満悦〜♪になるかフツー?!
脱力しつつカメラを向けたら、「はっ」とゆー顔をしてすっ飛んで逃げやがりました。くそう一枚ぐらい撮らせろよぅ。


2002/05/12 (日)

そりゃうちの猫が怪我をするのも困るんだけど。
うちの庭で、よその猫どうしの縄張り争い大喧嘩なんぞ繰り広げられるのも、どうにも心中複雑なものが…。
バケツ一杯の水で双方お引き取りいただいたんですけども。
鐘雄ちゃんはそーとー強いらしい。残っていたのはマサルさんの毛ばかり。

ちびども元気いっぱい。ワタシのことを『つつくと面白いもの』と認識したようで、ピンポンダッシュする小学生やワン切り業者のごとく、足元でヒットアンドアウェイを繰り返しております。


■2002/05/14 (火)

馬鹿馬鹿しくも自意識過剰な悪癖がある。ことに脳血流の著しく低下する新月期にその傾向が顕著になる。自分の行動のいちいちを頭の中で言語化して描写することだ。
今回は沈没前に翻訳物のミステリーを立続けに読破していたため、文体も翻訳調である。


前頭葉に澱の様に蟠った脱力感に虚しい抵抗を試みながら、エプロンを探し出して台所に立つ。蛇口から迸る透明な水がくすんだコップを経過して喉を通過して行くにしたがって、次第に薄らいでゆく頭重感と裏腹に、足元に微かな、しかし無視出来ない重みが次々と加わり始める。
これからの数ヶ月―彼らがその従兄弟や伯父伯母、祖母や曾祖母たちと同じ成長過程を辿ると仮定するならばおよそ4ヶ月と半―、私のエプロンにはアイロンが要らなくなる。何故ならばそれには常にいくつかの生きた錘がぶらさがり、皺を伸ばしてくれるからだ。
錘が取れる頃には、私は数ヶ月間のささやかな手抜きを補うべく、ほつれ穴のあいた裾線の修復にとりかかることになる。もちろん、それまでそのエプロンが服としての体裁を保ちつづけることが出来れば、の話だが。

…ウザいっしょ?と軽快に切って捨てることが出来るようになれば浮上は近い(まだちょっと抜けてない)。


■2002/05/17 (金)

しろくろちゃん&しみ 昨日もらってきた籠。
やっぱりまっしぐらだったよ、真名センセー。


2002/05/19 (日)

鯨児、つん、たまこ、りよん 籠、ちびどもにも大好評。


■2002/05/20 (月)

みけこ、マル、鯨児、たまこ、さちよ、ぷわ 今日も大人気。後ろの紫色のは、猫が自分でくわえて運びこんだ静電気ブラシ。


2002年6月

■2002/06/19 (水)

16日帰宅したら、2階に子猫(新生児)が三匹いた。一匹はすでに死亡。…というか出生時に羊膜の始末をしてもらえずにそのまま窒息死した疑い大。
またしてもたいぞー。
ここ1週間ほど、やたら(実の娘りよんに限らず)子猫たちを構いつけるようになっていた。といっても乳をやったり毛繕いしたりではなく、やみくもに咥えて運びたがるだけ(しかも下手。おかげでちびたちの後頭部はもれなくかさぶただらけのジャリッパゲ)。新生児達に関しても、『巣』へ運びはするものの、添い寝も授乳もまともにはしていない様子。
未だ七匹の子猫たちに組み伏せられ、トリガラのように痩せてしまっているみけこにはもはや新たな赤ん坊達の面倒を見るゆとりはなし。…心を鬼に、耳を塞いで成行きを見守るのみ。
17日。まだ息はあるが衰弱甚だしい。
そして18日。日本×トルコ戦の最中に、さらに二匹が誕生。一応授乳している様子だが、先の二匹は死亡。
きちんとした育児体勢に入らなかったのは、まだ「出産」が続いていたせいか?とも思うが、やはり世話はおざなりな感じ。

今朝、16日生まれの弟妹の後を追うように、体調を崩していたりよんがひっそりと死亡。
たいぞー自身も食欲がなく、熱もある。
夕方受診。レントゲンの結果、胎児は残っていないことが確認出来たが、背骨に軽い奇形(7本のはずの腰椎が6本しかない)発見。血液検査、白血球値増大、貧血あり。子宮内膜症の疑い濃厚。点滴と抗生剤注射。

しろくろちゃん同様、『母』にはなれない猫であるらしい。来月こそは手術を…。


■2002/06/24 (月)

土、日休んだたいぞーの通院。
白血球値相変らず高し。お馴染みクロロマイセチン処方。
…『白血球過多』で献血アウト続きのアタシも飲んでみよーかコレ(笑)。


2002年7月

■2002/07/01 (月)

たいぞーの通院もひと段落。
白血球値も落ち着いたし、貧血も改善。体重も増えている。
子供たちも順調に生育中。グレーとぞーきん三毛の雌二匹、もう少し大きくならないと断言はできないが…ブス(泣)
きちんと子供の面倒を見ているのはいいが、そのぶん他の猫への当たりがきつくなってるのが問題でなあ…。ことに「若い娘」(ずっことしみ)への苛めは目に余るほど。
雄どもは雄どもで抗争激化。幸松の態度が日々巨大化、タカオとセイジが家によりつけなくなってしまっている。紛争の仲裁に走り回る日々。
「ななつのこ」−1は絶好調。少し前までの、下痢続きでやせ細ってひよひよしている姿は見ていて辛かったが、めきめき肥えてパワー全開で走り回るようになられるとそれはそれで…キッツ〜〜〜。


2002/07/14 (日)

(AM01:53)
外猫(てゆーか扱いとしてはほぼ完全に「野良」)マダラが白黒二匹の子猫(「ななつのこ」より若干小さめ)を連れていて、どちらもメスだというのはつい先日確認したばかり(ついでに捕獲した際の噛み傷で右手ひとさし指はいまだにパンパン)なんだけども、その黒いほうのチビが池に落ちた(長いセンテンス…)。
以前の教訓を生かして投入してあった救命板が機能して(なにせ軽いからな)当面溺死の心配はないようだが、自力脱出は無理な様子。救命梯子(≒バスタオル)も入れてみたが、どうも意味がわかってないようだし。
…しゃーねえな…。
真夜中すぎだっちゅーのにポンプを動かして水を抜き、自ら底まで降りていって救出。特に外傷もないようだし、マダラも物陰から様子をうかがっていたのでそのまま放猫。すでに抵抗の気力もなかったのか、今回は私も無傷。…もっぺん風呂入って寝よ。

(で、寝て起きて)
猫が獲って来る獲物の中で、
一番心痛むのは羽化直後の蝉…と思ってたけど訂正。
今日は羽化直前の蝉を獲って来やがりました……(TロT)

久々ちょっとお高い牛乳を買ってみたらば、珍しくも猫たちの『よこせ〜〜〜』コールが起きない。…ははーん、前回の逆パターンね。このところずっと常温長期保存モノばかりで、いわゆる「普通の」カタチの牛乳パック買ってなかったからな〜。


■2002/07/16 (火)

真名のおさがりのデッキチェア、寝心地ナイス。
早速猫どもが鈴なりか?と思いきや、予想に反して座面には乗らず下の隙間にみっしりと。
一枚シーツをかけると上にも乗るんだけどね。青って警戒色なのかしら。何年飼っても猫の気持ちはよくわからない。

で、みっしりしてるところへ私が寝ると、重みで座面が下がる訳で。
下から「狭いよ」とばかりパンチ・キックの嵐。たくまずしてマッサージチェア化(笑)


2002/07/21 (日)

蝉も鳴かずば獲られまい…っつーか。
やはり『声』で居場所をキャッチされやすいのか、猫の獲物はオスがほとんど。
…蝉って生涯に何度も交尾出来るんだっけ?鮭みたいに一回きりだっけ?
終戦直後のような『女余り』現象が起きていそうで可哀相な我が家の廻り。


■2002/07/29 (月)

土曜にずっこ出産。…コイツもまた『産み捨て』のクチで、一向に面倒を見る様子が無い。家のあちこちに産み散らされた黒っぽい仔4匹を回収したものの、胎盤がついたままのものもいて、なんだかもお…。ずっこ本猫はもとより、みけこ、たいぞーと授乳中ひととおり打診してみるも、誰も面倒を見ようとしない…。
猫口圧力が母性を凌駕したか?
無責任ではあるが、親が面倒を見ようとしないのであれば、それがその仔らの運命…ということで静観体制。…子猫の声がヤスリのように神経を削るのはいつものこと。

赤ん坊の面倒は見ようとしないずっこだが、そろそろ完全に離乳しようかというおちびたちに対しては、やたらとかまいつけたがる。今まではそんなそぶりも見せたことがなかったのに、鳴いて呼んだり咥えて運びたがったり…これってたいぞーと同じ反応…。
…もしやしてアレか?TVの料理番組式ショートカットか?
『…で、一晩寝かせた生地がこれです』つーヤツ。
こっちの育ってるのが私の仔ってことで、途中省略させてくださいっつーことか?!

…29日現在、子猫たちは一応どこかへ咥え去られている。どこからか声が聞えてもいる。
…生き延びますように…。

…盆が過ぎたら手術じゃ。まずはたいぞー。


2002年8月

2002/08/04 (日)

ずっこの子供たちの消息は知れない。屋外に連れ出されたきり、声もしない…ということは、つまり、多分…そういうことなのだろう。
入れ替わるように、2階の私の部屋の押入れの下段で無事育っていたたいぞーの娘たちが1階デビュー。台所の、電子レンジの裏側に居を構えた模様。
黒のほうは大分人馴れしてきたが、ぞーきん三毛の「トコ」(顔面の模様がカタカナの「ト」に見えることから命名。大阪万博の『太陽の塔』にも似ている)の方は、相変らず私の姿を見ては逃げ回る。ま、隙を見て捕獲した時には威嚇したり噛みついたりの抵抗は見せないあたり、外猫の二匹とはあきらかに違うが。

先行きの心配されたたいぞーだが、なかなかどうして、ちゃんと『母親』していたようである。
みけこのほうは最近子猫を寄せ付けなくなってきたため、自然と授乳中のたいぞーに「人望」が。「ななつのこ」-1が、ちゃっかりまぎれこんで乳を飲んでいたりする。
先刻も鯨児がちびたちを押しのけるようにして一番いい乳(後ろ足側の、出のいい乳)を確保。その鯨児をさらに押しのけるようにして…
またしても自分の乳を吸うたいぞー。
…いいけどねもう…(泣)


■2002/08/12 (月)

二泊三日の東京行きから帰宅。ま、いろいろあるけどおうちはいいやな。
C様にいただいたお土産の佃煮、博多じゃまず売ってない代物なんだけど、これがすっごく美味しくて〜♪わざわざ定期的に取り寄せたりするつもりはないけど、いただいた分はあっちゅー間に完食してしまいそうですわ。
美味しかったから味見してみない〜?と軽いノリで(あくまで好意で)勧めたら、けめこもN子も断固拒否。
…って、全くなんの抵抗もなく口に運んでしまえる私の方が問題アリなのかしら?
や、イナゴなんですけども。
そーね言われてみれば虫だしねえ…としげしげ眺めてみたり、身体の部分部分を意識しながら味わい分けてみたり。
ん〜、食感的には羽根〜腹あたり、純粋に『味』では後ろ足(太腿っつーか、筋肉質のとこ)が一番好きかなあ…って、やっぱり全然抵抗ないんですけど…。
単にいやしいだけなのか、DNAに刻みこまれた農民としての種族的記憶の賜物か……どっちにしてもダメダメかしらん。

で、(予測はついてたんですけども)佃煮、猫にも好評。
そして何故か(これもまた予測はしてたんですけども)後ろ足は残すのな。
やー、コオロギとかバッタとか獲って来た時も、後ろ足は残しがちなのよね。私の目には一番美味そうに見える部位なのに。
今回「美味そうだ」という推測が「美味い」という事実として確定してしまったわけで。今後、猫が獲ってくる虫に対して、妙に食い気を刺激されてしまいそうな自分が怖かったり。


■2002/08/22 (木)

めっきり涼しくなってまいりまして、迂闊に寝転がろうものなら上に横にわらわらわらと猫だまりが出来る今日この頃。
トコとクミの姉妹も加わっているのは喜ぶべきポイントなのだらうか。


■2002/08/26 (月)

外猫・マダラもいい加減乳が枯れたようで、外チビ・トク&トシはいつも腹を空かせている模様。
私の姿を見ると逃げるくせに、居間の窓や玄関の網戸ごしに「入れて〜〜」と鳴く。
昨夜からずっと泣き声がしていたが黙殺。

…ごめん、外チビじゃなかった。
ドライフードの在庫を保管している表玄関の靴箱に、さちよが閉じ込められていた。昨夜小嬢が帰った時にちょいとお高価い小分けフードを出したのだが、どうやらその時に入りこんでいたらしい。
同じ「開けて〜〜〜」でも「入れて〜〜〜」ではなく「出して〜〜〜」であったか…。
音の方向がわからないとほんとに不便。
「内チビ」トコ&クミも外遊びを始めた。日々是大運動会。


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