チビとの出会い


前回、犬小屋を押すというとんでもない事をしてくれたチビとの出会いのお話です。
その頃お勤めしていた会社の先輩のお隣りで子犬が6匹生まれました。
貰ってくれる人を捜していると聞き、親に話してみたら飼っても良いと言われ、翌日男の子を貰いたいと伝えました。
それから1ヶ月。
もう、2匹の男の子が貰われて行ったのでそろそろ迎えに来てくださいとお家の方から連絡があり、先輩の車に乗せて頂いて貰いに行く事にしました。
土曜の午後、同僚にキャリーケースを借り、会社から車で約30分。到着して、さっそく子犬と対面です。
座敷に女の子のきょうだい3匹と一緒に上げてもらっていました。
みんなコロコロしていて可愛い。
男の子はその子1匹。選ぶ余地はありません。
初めから私に会う為に生まれてきたのよね。なんて勝手に解釈。
でも、女の子達に圧倒されて何だか大人しい・・・。
生後1ヶ月にしては大きいから大丈夫かな。
庭に母犬がいました。雑種だけど、すごくかっこいい。
この子も大きくなったらこのお母さんのようになるよね、きっと。
そのお宅の奥様に紅茶をご馳走になり、いろいろお話をしてそろそろ帰る時間です。
また庭を見ると、母犬が塀の方に行ってしまって悲しそうな目でこちらを見ています。
「あなたも私の子を連れて行くの?」と言いたげな。
ちょっと気が引けましたが、「大丈夫、大切に育てますから」と、私も目で母犬に言いました。
母犬の臭いがついたバスタオルをキャリーケースに入れて、再び車で最寄駅まで送って貰いました。
ここからは電車ですぐです。駅で手荷物用の切符を買い、(人間より高いんですね)ホームへ。
いろんな人に「わあ、可愛い」と声をかけられ、照れまくりでした。
家に着いて、さっそくキャリーケースから出してやり両親とご対面。
そうしたら子犬はちょこちょこ歩いて部屋の隅に。
本棚とタンスの隙間にどんどん入っていってしまいます。
慌てて引っ張り出してしばらくだっこしてやりました。
夜はとりあえず玄関に置いたダンボール箱に寝かせてやりました。
大人しくスヤスヤ眠りはじめて一安心。
この子がこれから様々な事件を起こすことになるとは・・・。
これからチビチビと書いていきます。

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