アジサイ科について、手元の資料などを参考にまとめてみました。専門家ではないので誤りもあると思います。お気づきの節はご連絡いただけるとありがたいです。
アジサイ科 Hydrangeaceae
アジサイの仲間は、従来広く使われてきた、「エングラーの分類体系」では、ユキノシタ科に属しています。
しかし、最近の研究を幅広く取り入れた、「クロンキスト(1988年)の分類体系」では、ユキノシタ科からアジサイ科を分離独立させています。この考えへの支持が広がっているようです。
「クロンキストの分類体系」のユキノシタ科は、主に草本類からなり、
一方、アジサイ科は主に木本類で構成されています。
アジサイ科の植物は、世界に約16属200種が分布するといいます。
アジサイ科の植物は、世界に広く分布し類似の種類も多く、変異の幅の広い種もあり、分類は現在も完成したものはありません。アジサイ科の範囲、種・変種・亜種・ホームなどのとらえ方は、専門家の間でも意見の違いがあるようです。
このサイトでも、他のページと異なった書き方の所があると思います。未調整で申し訳ありません。ここでは手元の資料を総合的に判断しまとめてみました。
日本産アジサイ科植物
日本産のアジサイ科植物は、アジサイ族とバイカウツギ族の2族に大別されています。それぞれの族に含まれる日本産の主な属および種は、次の表のようになります。
アジサイ族のうち、アジサイ属は多くの種を含むみますが、アジサイ属以外の属は小さな属で日本産の植物は1種ずつしか含まれていません。
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●アジサイ科 Hydrangeaceae |
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1,アジサイ族 |
主な種 |
a,イワガラミ属
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イワガラミ |
b,バイカアマチャ属
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バイカアマチャ |
c,シマユキカズラ属
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シマユキカズラ |
d,アジサイ属 Hydrangea
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ガクアジサイ、ヤマアジサイ、タマアジサイ、ノリウツギ、ツルアジサイ、ガクウツギ、コガクウツギなど多数 |
e,ギンバイソウ属
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ギンバイソウ:草本 |
f,クサアジサイ属
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クサアジサイ:草本 |
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2,バイカウツギ族 |
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a,バイカウツギ属
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バイカウツギなど |
b,ウツギ属
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ウツギ、マルバウツギ、ヒメウツギ等 |
c,キレンゲショウマ属
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キレンゲショウマ:草本 |
アジサイ属 Hydrangea
アジサイ属は日本にも多くの種が分布していますが、世界ではアジアから北米・中米・南米太平洋諸島にかけてさらに多くの種が分布しています。
*ヨーロッパ・アフリカ・オーストラリアには分布しないようです。
*近縁のBroussaisia属がハワイに分布している。
アジサイ属は世界に広く分布し、多くの種を含むので、
Michael Haworth Booth(英)の「The Hydrangeas」によると、形態や分布域の違いなどにより、3っつの節やさらに亜節に区分されています。*
日本産アジサイ属植物
アジサイ属はさらに、以下のような節、亜節に分類されています。日本産の種は次のような位置づけになります。
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●アジサイ属 Hydrangea |
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1,アジサイ節 |
主な種 |
A,アメリカナ亜節
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日本に分布する種はない。北米大陸東部に分布。日本産のヤハズアジサイをここに含める考えもある。 |
B,アジサイ亜節
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ガクアジサイ、ヤマアジサイ、エゾアジサイ、ガクウツギ、コガクウツギ、コアジサイ等、 |
C,ノリウツギ亜節
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ノリウツギ |
D,タマアジサイ亜節
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タマアジサイ、 |
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2,ツルアジサイ節 |
ツルアジサイ |
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3,コルニディア節 |
日本に分布する種はない。メキシコ以南の米大陸、フィリピン、台湾、太平洋諸島に分布する。 |
A,モノセギア亜節
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B,ポリセギア亜節
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<<アジサイ分類の新しい試み>>遺伝子DNAの解析
<<種間雑種作成の取り組み>>新たな園芸植物への挑戦
*印の項は雑誌「新花卉」第109号の特集記事「外国におけるアジサイ類:横井政人著」からの引用です。