わが街、神奈川県大和市にも多くの怪談がうわさされている。私は科学者(自称)なので、心霊現象やUFOは信じないものの、奇怪な現象が起こっていることは認めるものである。以下は、私が実際に体験した奇怪現象である。決してうしみつ時に読まれないように注意いただきたい。


「鳥肌が立つ女子高生」

 あれは暑い日だった。食欲のわかない日が続く中、なんとか夏ばてを防ごうと、無理して食事する毎日が続いていた。少しは健康にいいものをと思い、近くの弁当屋へ出かけた。そこの弁当屋はおばあさんだけで作っているため、味が全般にすっぱく、若者の口には合わない弁当屋として有名だ。ところが、その日は女子高生がお弁当を買いにきているではないか!物好きな若者だと思いながら弁当屋へ近づいた。弁当屋の前まできて、私が注文しようとしたら、その女子高生が振り向いた。ぎゃ〜〜〜〜〜〜
 服は女子高生だった。確かに首から下は女子高生だった。ルーズソックスもはいていた。し、しかし、顔は50過ぎのおばさんではないか。あってはならないものを見てしまった。食欲がうせた。暑い日の悲劇だった。数日間、体調を壊した。

「動く電信柱」

 季節は梅雨に入ったにもかかわらず、この日は暑かった。「鳥肌が立つ女子高生」を目撃してしまった奇怪現象スポットから距離にしてほんの50mくらいのところにあるコンビニでのことだった。なぜかおにぎりが売り切れており、しぶしぶ菓子パンを買って車中で食べた。その時、何か時空がゆがんだような気がした。あまり気にも止めず、食べ終わって車をバックさせてハンドルを左へ切った。あっ!!気がついたときには、電信柱が私の新車へぶつかってきたではないか。なんということだ。電信柱が動くとは・・。
 おかげで私の新車のフェンダーがへこんだ。新車なのに。しかし、怒りよりも恐ろしさが上回った。
 ぶつかってきた電信柱は、何事もなかったかのように、今でもそこに立っている。またいつ動き出すかわからない。奇怪現象が多発するスポットは、通勤のため毎日通過せざるを得ない。そっと手を合わせる日が続いている。


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