チロ日記103
わたしの住む団地に隣接して畑が広がっています。千葉県の名産はピーナツですが、この辺でもピーナツ畑が多いのです。ところが最近、地主が畑を切り売りする傾向が加速しています。以前、畑を一部きり売りしたところ、あっという間に売りきれたというお話をしました。自分の畑として利用したり、駐車場にしたりと利用法は様々ですが、何といっても自宅の近くにあるのが魅力的なのです。ところが今度またまた別の場所で畑の切り売りが始まったのです。主人は大変興味があるらしく、この間の早朝散歩の時はその場所に直行させられました。いつもはわたしが手綱をグイグイ引っ張るのですが、この時はわたしが逆に引っ張られ気味で、主人はまるで何かに取付かれたようでした。家からは五分ぐらいの至近距離のところでした。さすがに早朝の為、人っ子ひとりそこにはいませんでした。主人はひとしきり腕組みをして考え込んでいましたが、急に造成地の真ん中にわたしを連れて行き、近くの杭に手綱を括り付け、やにはにパチリとやりました。
わたしにはその主人の行動が全く理解できませんでした。初めはおとなしくしていましたが、ついに痺れを切らしてキョロキョロし始めた次第です。最近主人の言動に不可思議なところがあり、わたしはとても心配しています。
今回は近くのピーナツ販売店でのわたしと、造成地で途方に暮れているわたしを見ていただきます。