チロ日記104
これまで、主人の名所旧跡巡りは何度聞かされたことでしょう。ところが今度もまたまた聞いてほしいというのです。主人の単身赴任生活がこの八月で終了するため、六年近くも清水市にいて一度もデジカメに撮っていないところは、千葉の実家に帰る前に是非カメラにおさめておきたいというのです。どうせまた主人の自慢話が続くのはわかっています。わたしのいないチロ日記なんて味気ないものです。でも清水の単身生活はもう生涯を通じて金輪際無いことでしょう。それを思うとわたしも今度だけは見とめざるを得ないのです。こうして今回も主人を許すことにしました。ただし近い将来わたしを車に乗せて同じ所に必ず連れて行くという条件はしっかりつけさせました。これから主人が奥さんに話した内容を紹介して行きます。
今回は三保の松原のお話です。天女が羽衣をかけた立派な松ノ木が三保海岸のそばに有りました。近くには松並木が茂っています。海岸から見た景色も最高です。この海岸から見える富士山はまことに見事な雄姿です。今まで何度となく映画のシーンに出てきたところです。主人は清水に赴任したその日に訪れた記念すべきところなのだそうです。今回は松並木と、羽衣の松、それに風光明媚な三保海岸を紹介します。わたしも羽衣の松と一緒にカメラに納めてもらえなかったのが残念でなりません。