チロ日記105
美保の松原から海岸づたいに一キロほど行ったところに清水灯台があります。鉄筋コンクリート造りの燈台としては日本最古だそうです。大正四年昭和天皇が皇太子の時にこの灯台を見にこられた話は有名です。ところでわたしにとっては灯台より、もっと興味のあるお話がありました。灯台の近くにわたしの仲間がいたのです。顔がわたしにとてもよく似ています。13才の紀州犬で飼い主の話では、とても獰猛な性格で、狼に一番近い種類だそうです。でも主人が傍に行って頭を撫でてもおとなしくしていました。多分主人の身体にはわたしのにおいが染み込んでいた為に事無きを得たと主人は言っていました。
更に一キロほど先に進むと三保海岸の外れ近くになります。そこに有名な海洋科学博物館があります。この博物館は歴史が大変古く、最近では訪れる人は大分減ったそうですが、今でも立派に開館していました。今回は灯台と紀州犬と博物館を紹介しましょう。