チロ日記109

主人の寮から車で十分程行ったところに草薙神社があります。以下は「清水昔ばなし」に出てくるお話です。

その昔景行天皇の息子たちの中に小碓命(をうすのみこと)という皇子がいました。そして全国各地で朝廷に従わない勢力を次々に退治したのでその武勇をたたえられ日本武尊(やまとたけるのみこと)と名を改めました。ある時叔母上の倭姫命(やまとひめのみこと)から「草那芸剣」(くさなぎのつるぎ)という宝剣と一つの袋を授かり、「何か困った事があったら、この袋の口を開けなさい」といわれました。日本武尊の強いうわさは東国にも伝わり、武尊が駿河の国まできた時賊に襲われ、すざましい勢いの炎に取り囲まれました。この時叔母上の言葉を思い出し、袋の口を開けると、火打ち石がはいっていました。そこで尊に妙案が浮かびました。尊は草那芸剣(くさなぎのつるぎ)をぬいてあたりの草を鎌で打ち払うように薙ぎ払いました。そして火打ち石で近くの草に火をつけて向い火とし、焼け進んでくる炎の勢いを弱めて、無事に野原を出て賊を退治したというのです。それ以来、日本武尊が草を薙ぎ払った場所を草薙と呼ぶようになり、尊が亡くなった後に魂をまつるために建てた社を「草薙神社」言うそうです。今回は草薙神社の鳥居と御神木を紹介します。御神木は樹齢千年を越える大古木だそうです。