チロ日記15

最近わたしにとってとてもショッキングな事がありました。実は主人が奥さんと話しているのを聞いてしまったのです。なんでも新聞記事に載った話だそうです。七年間もつながれっぱなしで散歩にも連れていってもらえなかったわたしの仲間の話です。近所の家の中学生の女の子が見るに見かねて家族の人と話し合い、散歩に連れて行く事にしたそうです。このまま何の楽しみも無くしあわせな気持ちも知らずに死んでいってしまうのは、あまりにもつらい。一体この犬は何の為に生まれ、何の為にここにきたのだろう、と考えさせられたそうです。散歩に行き始めて最初の頃は何度もフンはするは、駄々こねて綱を引っ張るわで大変だったそうです。でもそのうちにだんだん犬がかわいくなってきたそうです。とてもよい顔をしているのに気がついたそうです。最近ではフンもしなくなりうれしくなり、今ではいなくてはならない存在になったそうです。

  そう言えば以前人間社会でも、小学生の女の子がひと部屋に十なん年間も監禁され一歩も外にだしてもらえなかったという痛ましい事件を思い出しました。

 犬の話の続きですが別の紙面で勝手な想像だがとしてこんな記事が載ったそうです。「中学生の女の子は最初、じっと犬を見つめた。犬も女の子を見つめた。でもすぐ目をそらしてフンをしたり、綱をひっぱり、女の子を困らせた。でも見つめられているうちに犬の心に変化が生じたのだと思う。女優さんと同じように犬も見つめられればかわいくなる。飼い犬と飼い主は似るというが見たり見られたりしているうちに同化作用が起こったに違いない。」

その女の子は最後にこう結んだそうです。「世界平和の役に立つにはどうしたらよいのだろうと、よく考えるけど、まず身近なことから始まるんだと思う。犬も助けられないんじゃダメなんだと思った。」

この記事の話を聞いてわたしは感動しました。それと同時に奥さんはじめ、主人や家族のみんなに感謝の気持ちでがいっぱいになりました。だって千葉の主人の家に連れてこられて以来一度もかかさずに散歩に連れていってくれているんですもの。これから益々お利口になり皆さんの役に立ちたいと思います。主人が歌った一句です。

「見詰め合う 事から始まる 幸福感」

今日はこのところ幸福感にひたっているわたしを紹介します。