チロ日記19

わたしは今家の近くの総合運動公園に来ています。この中に運動場があります。400メートルトラックが入る大きなものです。ここで近くの養護施設の運動会が開かれようとしています。実は今年の春に公園の近くに50名程収容できる施設が出来ました。そして今日初めての野外スポーツ大会を開く事になったそうです。ボランテアの人も沢山集まっています。そう言えば新世紀の今年は国際ボランテア元年だそうです。しかも日本が国連に提案して決まった事は意外と知られていません。六年前の阪神淡路大震災の時以来、日本でもボランテア活動が本格的に見直され活動の輪が広がっているようです。活動の主体である主婦層と定年退職者の地域活動への参加意識の高まりが大きくなっているようです。

運動場では「パン食い競争」が始まりました。競技参加者が一組八人で横一線に並び走り始めました。ところがある人は立ち止まり、フィールドの自席の方向に走り始めました。又ある人はパンを手で掴みどりすると、もときた方向に走り始めました。結局ゴールできた人はわずかに3名でした。わたしは何とも言えない気持ちにおちいりました。ところがよく見ると選手を迎える親御さんやボランテアの皆さんの笑顔が実にすばらしいのです。わたしはしばし見とれてしまいました。参加者全員の気持ちが見事に一致して雰囲気を盛り上げているのです。わたしも二階の観客席でなく運動場に行って、皆さんの仲間に入りたくなり、ひもグイグイ引っ張りました。でもわたしの乙女心を理解しない主人は逆にひもをフェンスに縛りつけてしまいました。それでもわたしは主人に従わざるを得ません。フェンスの間から覗きながら見物するのが精一杯でした。

今回はそんなわたしの姿を紹介します。