チロ日記21
第二章の始まりです。
今回のお話から、わたしの仲間を紹介していきます。その前にヤンキースを語らねばなりません。ワールドシリーズで二連敗の後驚異的な粘り腰を見せました。9回二死から同点に追いつき延長戦で逆転勝利を二試合続けたのです。まさに神懸かりの勝利といわざるを得ません。その勢いで三連勝して王手をかけました。然し相手チームのホームに戻ってさすがの強運も少しずつ遠のきはじめ最終戦では逆に相手チーム逆転勝を許してしまいました。
誠に残念といわざるを得ません。然しよく考えてみると普通なら四連敗で終わっていてもおかしくないのです。ニューヨーク市民の全霊が乗り移って第七戦まで戦えた事に誇りを持つべきでしょう。今年は実力では、はっきり言って相手チームが上でした。負け惜しみでなく相手をたたえるべきでしょう。逆にもし最終戦でヤンキースが勝ったらどうなっていたでしょうか。余りにもできすぎで恐いぐらいです。七戦までの頑張りを評価しようではありませんか。
そして今日の仲間の話をしましょう。今日紹介する仲間はとても紳士です。少しもわたしに吠える事なくやさしくわたしを受け入れてくれます。きっと主人のしつけがよく自分も素直に従って成長したのだと思います。
わたしの主人といえばどうも気分に波があるようでよい時と悪い時がはっきりしています。もう少し真剣になってわたしを指導してほしいと思うこのごろです。
先日主人が誰かの句を真似て奥さんにこんな句を言い聞かせていました。今回はこの句を紹介して終わりにします。
「孫のチロ 同時通訳 するシッポ」