チロ日記29
今回も「野球」の話の続編です。
主人は司馬遼太郎という小説家が好きみたいです。二年ほど前のある展示会の事が特に印象に残っているらしいのです。主人の話を纏めるとこうです。
「司馬遼太郎が愛した七人の漢(おとこ)たち」というテーマでパネル展示がありました。その七人とは次の人達です。その人が登場する小説の題名もあわせて列記すると以下の通りです。
坂本竜馬「竜馬がゆく」、土方歳三「燃えよ剣」、斎藤道三「国盗り物語」、河井継之助
「峠」、空海「空海の風景」、高田屋嘉兵衛「菜の花の沖」そして正岡子規「坂の上の雲」
の七名です。正岡子規は小説「坂の上の雲」の冒頭に登場するそうです。この小説は日露戦争に日本が勝利するまでを、明治の時代背景のもと登場人物を鮮やかに描きながら書き上げた長編小説です。でも何故か、後に海軍で活躍する秋山真之と正岡子規が四国松山の地で交友を深めるところが話の冒頭で出て来るのです。そして野球好きの正岡子規を描いているのです。
これが主人に非常に興味深いらしく、先日も実家に帰ってきて直ぐにその本の最初の方を読み直して一人でうなずいていました。正岡子規は「野球」という訳語ばかりでなく「四球」「死球」「飛球」「打者」「走者」「直球」等といった訳語も残し今でも広く使われている事も驚きです。わたしも一緒になって彼の生誕100年をお祝いしたいと思います。
今日もわたしがボールと遊ぶところをパチリとやりたいらしく主人は朝早くからわたしを散歩に連れ出しました。そして「ガス灯の町」でまたもやわたしを鉄柱につなぎボールを転がしましたので、ちょっと主人の為に協力してポーズを取りました。今回はこの写真を紹介します。