チロ日記78

先日の散歩の時は主人を怨みました。いつもの散歩道からふと外れ、美しが丘団地のメイン道路を歩かされたのです。道幅三十メートルを越える新しい道路の両側には立派な歩道が有り、早朝散歩の老夫婦ずれをよく見かけるそうです。この日も十組近い夫婦ずれとすれ違いました。皆さんわたしをみるとにっこり笑ってくれるものですから、わたしも気分をよくしていました。ところがこの道路の外れ近くにきた時、主人はとっさに丸い石のベンチに近づいていきました。奇麗な花柄や、マンガなどがベンチの上面に描かれていたのです。ひとしきり主人は見つめていましたが、やにはにわたしを抱き上げると、その丸い石のベンチの上に乗せたのです。このベンチはとても狭くわたしなんかゆっくりたっている事も出来ません。四本足でガタガタ震えてやっと立っていました。もうこんないたずらは絶対に止めてほしいと後で主人と奥さんに訴えました。今回はおびえた表情のわたしを見て下さい。