チロ日記92

  静岡県森町にそのお寺は有ります。この地は「森の石松」の故郷でも有ります。このあたりは遠州一宮・小国神社がある由緒ある歴史の地で、ここに古刹の極楽寺が「あじさい寺」と愛称され人々から親しまれているのです。この寺は歴史的事件を物語る有名な遺品も残っています。実は今から四百年以上前、頃は織田信長の時代です。徳川家康の嫡男信康が武田信玄に加担したというあらぬうわさを立てられ、二俣城で切腹させられました。その時の部屋にあった襖が「石ずりの戸」として寺に残っているのです。境内は表参道から裏山の木立に数万本のあじさいが群生しています。ところで主人は境内を散策していて、またもや一大発見をしたそうです。なんとわたしにうりふたつの仲間を発見しました。耳はわたしと違ってピンとたっていますが、それ以外、りりしい顔の表情などわたしにそっくりというのです。確かに写真を見せてもらいましたがよく似ています。でもあまりわたしに似た仲間が多いと感動が色褪せてきます。今回は群生しているあじさいの花園とわたしによく似た仲間を紹介します。