平成9年10月の良太のひとり言

おやすみの前にもの思いにふける僕

10月26日(日)

ここのところ随分暖かい日が続いていたが、今朝はめずらしく寒い感じだった。これから又、冬という季節がやってくるらしい。僕は夏に比べれば冬の方が絶対に好きだ。雪の上で遊んだり、ストーブの前で暖まって寝れたり最高だ。ただ朝の散歩の時間が遅くなってくるのだけが残念だ。でも人間様達は寒いとなかなか起きれないらしい。まあ仕方ないかと思っているワン。

10月18日(土)

昨日久しぶりにご主人様が帰ってきた。どうも東京というところへ出張に行っていたらしい。僕はうれしくてしっぽを振り振り、ご主人様のサイフをくわえながら室内を走り回ってしまった。うれしい時は何かをもらって、それをくわえて走り回る習性があるのだ。今朝は久しぶりにご主人様と散歩に行って、その後車であちこち買い物に行った。帰りに大好きなおばあちゃんの家により、僕の大好物のチーズを3つも頂いてしまった。だから僕はここへくるのが楽しみなのだ。

10月10日(金)

朝から下の方がにぎやかだ。なんでもお祭りというものらしい。子どもたちのワッショイワッショイの掛け声が上まで響いてくる。ベランダから見ていると赤や青のはっぴを着た人達が、飾り物のついた車を引っ張って歩いていた。僕も下へ降りて一緒に走りたかったが、お母さんはお手伝いらしく朝早くからいない。ご主人様は勝手に自分だけ下へお酒を飲みにいくし、だれも声をかけてくれずさみしかった。それでも後でお母さんが沢山の食べ物を持ってきてくれたときはうれしかった。

10月2日(木)

朝の散歩時にも夜の散歩時にも見知らぬ犬に出会った。首にヒモがついているのだが人間はいないのだ。白い、僕よりやや大きい犬だが雨に打たれてうす汚れている感じだ。僕の方に静かに近寄ってくるので思わずウーと吠えてしまった。本能的に身構えてしまうのだ。  ご主人様達が聞いた話によると2、3日前に自動車で運んできて捨て去っていったとのこと、ひどい話だ。おなかを空かしているようなので、ご主人様達は僕の食料 (ドッグフード)を持って探しにいったが見つからなかったようだ。僕はこうしてふとんの上で寝ることが出来るのに、あの捨てられた白い犬は今頃どうしているのだろうか? 非常に心配だ。



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