平成9年11月の良太のひとり言

震えが止まらなく不安な僕

11月23日(日)

久しぶりにお兄ちゃんの待っている京都へ行った。お兄ちゃんのマンションで2泊もしたが僕にはなかなかなじめない。みんなが僕をおいて出かけようとすると、このまま一生取り残されてしまう感じで激しく鳴きまくってしまう。見かねたご主人様達は結局僕だけを置き去りにはできないようだ。これも僕の知恵の一つでもあるのだワン。日曜日に嵐山というところへ行った。車も大渋滞であったが人間の多さにも僕はびっくりしてしまった。紅葉を目的にきているらしいが、僕にはよく分からなかった。僕はやはり静かなところがいいなとつくづく思った。

11月9日(日)

朝からご主人様、お母さんと一緒に海の見える知多半島へ出かけた。海の方へ行くのかなと思っていたら、着いたところは丘陵地帯の畑ばかりのところであった。どうやら芋掘りをやるとのこと。お兄ちゃんと同じくらいのアルバイトの人に案内され芋畑に着いた。すでに他のお客さん達が掘っている。僕も「ここほれワンワン」の掛け声とともに一生懸命前足で掘った。しばらくすると茶色のサツマイモが見えてきた。匂いをかいでみたが僕にはピンとくる感じではなかった。お母さんがアルバイトのお兄ちゃんに何だ、かんだと言いながら沢山の山をほらしてもらったようだ。お母さんは沢山の芋が取れご機嫌の様であった。

11月8日(土)

ここのところ毎日お天気が良い。朝の散歩を久しぶりにご主人様とでかけた。なんでもご主人様の自転車がパンクしてその修理をかねての散歩だ。いつもの公園とは別の道を自転車をひきながら歩いた。時々、おしっこのためあちこちとまりながらいった。自転車の修理中、近くの呼続公園へいった。森の木がすっかり赤くなって枯れ葉がところどころたまっていた。見知らぬ犬達ともたくさんすれちがったがみな散歩に来てたのしそうであった。帰りは自転車と一緒に走った。ご主人様が声をかけながらゆっくりと走ってくれたがさすがに疲れた感じだ。2、3年前まではどうてことなかったがやはり僕も年のせいだろうかと思うと少しさみしくなった。

11月2日(日)

ここのところメッキリ寒くなってきた。朝、お母さんのフトンの上で目を覚ましたが何か身体の調子がおかしい。後ろ足のつけねの腰のあたりがブルブルと震え出しているのだ。歩こうとしてもブルブルは止まらず、自慢の尻尾までがたれ下がったままだ。ご主人様が「良太の様子がおかしい」と騒ぎ出した。お母さんがビックリして写真のように布を巻いてくれた。その後、暖かいミルクを頂きやっと落ち着いてきたようだ。実は僕は1才になる少し前、自動車にはねられ骨盤のあたりを骨折しているのだ。3週間位入院し完全に直ったと思っていたのだが、毎年寒くなってくるこの時期、後遺症が出てくるのだ。朝の散歩以後震えは止まったがこれからが思いやられる。


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