平成9年12月の良太のひとり言

歯ブラシをくわえ怒っている僕

12月31日(水)

今日は大みそかというらしい。ご主人様は車の掃除、お母さんは朝から台所で料理をを作ったりして忙しそうだ。ただお兄ちゃんだけは暇そうで、その間遊んでもらったりしていた。午後、一段落したところで何か様子がおかしくなってきた。よく聞いていると僕のシャンプーのことを話しているようだ。思わずウーとうなり抵抗しようと思ったが駄目であった。お兄ちゃんに強引に抱きかかえられて、浴室の中に連れていかれてしまった。僕は水が本能的に恐いのだ。シャンプーで全身洗われているあいだ、ガタガタと震え泣きまくってしまった。最後にタオルでふかれ浴室の外に出れたときは、「ほっと」してうれしかった。大みそかとやらで明日のお正月にそなえきれいにしてもらったのだが、やはり僕はシャンプーは好きになれないのだ。

12月20日(土)から12月23日(火)

今年最後になるであろう京都へ出かけた。又、お兄ちゃんのマンションでしばらく過ごすのだ。朝晩の散歩コースはもう慣れてきたから大丈夫だが、僕だけで留守番するのはとても嫌だ。さみしくて仕方がないのだ。ある晴れた日、お兄ちゃんの運転で香芝市の石光寺へ行った。寒ぼたんの花で有名な寺らしい。藁で出来た傘をかぶりきれいに咲いていた。観光客の人達も少なく境内をゆっくり回ることができ、楽しい1日であった。京都から帰る日、お兄ちゃんのアルバイト先の焼き肉屋でお肉を頂いた。帰ってからみんなで食べたがとてもおいしかったワン。

12月14日(日)

今朝は雲ひとつ無く、青空が晴れ渡りとても暖かな日であった。朝いつもの公園にいったが何か様子が変だ。人がたくさん集まっており、晴れているのに雨が降ってきたのだ。どうも消防訓練ということらしい。赤い自動車がウーと鳴ったり、変わった格好をしたおじさんたちがホースを持ち、公園の木々に向かって放水していたのだ。僕は一瞬びっくりしたけど、すぐにいつもの散歩コースに足を向けた。         消防訓練が終わったあと、公園内においしそうな匂いがただよってきた。もちつきが始まり、豚汁を配り始めたのだ。ご主人様が豚汁をもらってきて、僕にも分けてくれたがとてもおいしかった。

12月7日(日)

今日は朝から雨だ。いつもの公園に散歩に行きたくてしょうがないのに、ご主人様は起きてくれない。久しぶりに出張から帰ってきて、忘年会とやらもかさみ、お疲れのようだ。 でも僕はナナちゃん(ゴールデンレトリバー雌2才)に会いたくてしょうがないのだ。ついに僕の怒りが爆発してしまった。ご主人様は「ウルサイ」と言って枕を投げつけてくる。僕は吠えまくって布団の回りを走り回った。それでも起きてこないので、上の写真のように歯ブラシをくわえたままで「メンメン」と泣いてしまった。これが効いたようで、最後にはシブシブ起き出し、やっと散歩にいくことが出来た。



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