平成10年3月の良太のひとり言
月ケ瀬梅林にて
3月31日(火)
昨日はお兄ちゃんの引っ越しであった。僕は1日中、車の中で留守番だ。夜も駐車場の車のなかで一人ぼっちだ。ペットを部屋にいれることは禁止されているとのことだ。それでも時々、御主人様達が食べ物や飲み物を持ってきてくれたときは本当にうれしかった。帰りには桜の名所といわれる「醍醐寺」によった。僕も境内のなかを歩くことができ、「もう家にかえることが出来るんだなー」と思うとうれしくなってたまらなかった。
3月25日(水)
となりの家に赤ちゃん犬がやってきた。僕が夕方の散歩に行くときに、お母さんに抱かれて挨拶にきたのだ。白い男の子で、名前は僕の一字をとって「ゴン太」とつけたらしい。となりのお母さんが、まだ2カ月位ではないかと言っていた。「可愛がってあげてね」と言われたが、今は小さくてかわいいけれど、僕より大きくなって態度がでかくなれば、ケンカだってするかもしれないなと思った。
3月18日(水)
ここのところ御主人様の姿が見えない。埼玉県の飯能市というところへ出張とのことだ。先ほど御主人様から電話があり、”良太””良太”と何度も呼びかけてくれた。僕はうれしくてすぐに帰ってくるものと思い、玄関でジーと待っていた。それを見ていたお母さんが「今日は帰ってこないのよ」と言っていたけれど、すぐには立ち去り難く、夜更けまで待っていた。結局、御主人様は帰ってこなかった。さみしいーワン!
3月7日(土)
久しぶりにお兄ちゃんの住んでいる京都方面へ出発した。風が強く車に乗っていてもビュービューと騒がしかった。途中、奈良の月ケ瀬梅林公園に寄った。山の斜面に色とりどりの梅の花が一杯咲き誇っていた。お母さんは相変わらず大喜びだ。本当に花を見るのが好きなんだなと思う。風はほとんどなく暖かで、たくさんの人々がきていた。その後、お兄ちゃんの待つマンションへ向かった。僕がきてお兄ちゃんも大喜びだ。夕方から京都市内をあちこち回り、国道1号線で名古屋に向かったが、ものすごく時間がかかり全員くたびれ果ててしまった。