平成10年10月の良太のひとり言
いつもの内浜公園で
10月18日(日)から21日(水)
日曜日から4日間、お母さんがいない。何でもお兄ちゃんが発熱して、看病のため京都へ行ったのだ。あの元気なお兄ちゃんがダウンするなんて僕には信じられない。早く良くなって、お母さんに早く帰って来て欲しいと毎日思っていた。水曜日の夜、御主人様が「もうすぐ帰ってくるヨ」と言ってくれた。半信半疑であったが、一緒に車にのって駅まで迎えに行った。目をこらして階段を見ていると、大好きなお母さんが荷物を一杯持って降りてきた。お母さんの姿を見ただけで、僕は思わず感激し、体をふるわせて喜びを表現してしまったのだ。
10月17日(土)
又、台風というものが来ているらしい。夕方、小雨になったところでいつものガード下に散歩にいった。ここの場所は大好きだ。雨が降っていても濡れずに済むし、又、土の中にはいろんな仲間の匂いがしみこんでおり、短時間でオシッコが出やすいのだ。夜になると風雨がものすごく強くなってきた。ビューという音とともに窓ガラスのサッシがガタガタと震えている。御主人様達は事前にベランダの置物を家の中に入れていたが、ベランダの方から物音がするたび、カーテンを開けて心配そうに見ていた。結局、ウトウトしながら安心して眠れたのは朝の4時過ぎになってしまった。台風なんてもうこりごりだ。アー眠いぜワン!
10月10日(土)
朝早くから御主人様やお母さんが出かけていった。町内会のお祭りのお手伝いらしい。子どもたちのワッショイワッショイの掛け声が上まで響いてくる。ベランダから見ていると赤や青のはっぴを着た人達が、飾り物のついた車を引っ張って歩いていた。沢山の人達があつまり、お酒やおでん等を食べにぎやかなようである。僕も下へ降りて一緒にいただきたかったのだが、だれも呼びにきてくれず、さみしくベランダからのぞいているしかなかった。それでも夕方、お母さんが沢山の食べ物を持ってきてくれたときはうれしかった。