平成11年12月の良太のひとり言

片足を上げてミルクを飲むのだ!

12月24日(金)

今日はなんていい日なのだろう! 夜、食事の時「良太君、クリスマスおめでとう!」と言われ、突然目の前に大きなお肉(カシワの骨付きであった)を出されたのだ。僕はビックリした。お肉は普通小さく切ってあるのだが、こんな大きいままでは初めてだ。どうして食べてよいか分からず、お肉を目の前にして「メーメー」と泣いてしまったのだ。やっとお母さんに手でもってもらい少しづつ食べることが出来た。それはそれはおいしかった。一気に食べつくし、最後は思わずゲップがでてしまったのだ。その後、大きな音が聞こえてきた。ベランダに出てみると港の方で花火が上がっているのだ。美しい花火と大きな音を聞きながら「クリスマス」ていったい何だろう? 何だか分からないが僕は「クリスマス」が大好きであることは間違いない。

12月19日(土)

昨晩というか今日の早朝というか御主人様が酔っ払って帰ってきた。忘年会というものらしい。お母さんは遅く迄おきて待っていたのだが、あきらめて眠っていたようだ。玄関がコトリと音がして御主人様が戻ってきた。「良太、待っててくれたのか!」とご機嫌だ。早速ハンカチをいただき口にくわえて走り回ってしまった。お母さんも起きてきて「良太、静かにしなさい」と怒られてしまった。しばらくの後、御主人様は大きないびきをかいて、もう眠ってしまっていた。僕たちを心配させておいてまったくいい加減なものだワン!

12月12日(日)

日曜日の朝、寒い中を自動車に乗って出かけた。着いた所は鶴舞公園だ。御主人様の図書館の本を返すのが目的だ。僕は中に入ったことがないが、たくさんの人達が行き来している。僕は本を読むことが出来ない。とても残念だ。時々、御主人様が新聞を広げて読んでいるときなど、わざと新聞の上に座り込んで邪魔をしてやるのだ。人間が本や新聞を夢中で読んでいるところをみると、チョッカイを出したくなってくるのだ。     その後、公園を散歩中、柴犬の兄妹にあった。彼らが尻尾を振って近寄ってきた。僕もおそるおそる近寄ってあいさつをかわした。特に雌犬の子に顔を近ずけ、匂いを嗅ぎ合ったりして楽しんだ。僕にもこんなかわいい妹がいたら、新聞を読むのを邪魔したりしないだろうにと思ったりしたのだ。


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