平成12年9月の良太のひとり言

抜け毛で困っているのだ

9月24日(日)

日曜日の朝だというのに御主人様達はテレビに夢中になっている。なんでもオリンピックでの女子マラソンをやっているのだ。「高橋、ガンバレ!」とにぎやかだ。僕はただ早く散歩に連れていって欲しいと願っているのだが、「良太、ゴメンね。もう少し待ってネ」の一言で、あとは無視されぱなしだ。僕はふてくされた格好でテレビの近くで横になっているしかなかったのだ。でも高橋選手がトップでゴールして金メダルが決まったときは、自然に僕もうれしい気がしてきたのだった。その後、大急ぎで散歩に出かけたのは言うまでもないことだった。

9月12日(火)

昨日の3時頃からものすごい雨となった。御主人様は出張中だし、お母さんもどうしたものかと悩みぱなしだ。夕方から夜にかけて何度も散歩に出かけようとした。マンションの廊下も傘がなくては歩けない状態だ。僕も赤いレインコートを身につけて出かけたが、外に一歩出ようとした所で足がすくんでしまった。道路には水が一杯で川のように流れているのだ。とても歩ける状態ではない。結局、昨晩は散歩なしで過ごすことになってしまった。お母さんも僕のオシッコのことを心配してくれていたが我慢するしかないと思った。   今日の朝も雨はまだ降っている。僕もこれ以上我慢が出来ない。道路には水が無くなっていた。大急ぎでいつものガード下に向かった。1日ぶりのオシッコ、我ながら本当に良く我慢したと思っている。(注:昨日からの大雨で名古屋地方は伊勢湾台風いらいの大被害となった)

9月8日(金)

抜けて抜けて仕方がない。部屋中、僕の抜け毛があちこちに浮いている。少し涼しくなってきたためか、今までの夏毛が不要となり次から次へと抜けてくるのだ。今日もお母さんからブラッシングを受けた。ブラッシング中はとても気持ちがいいものだ。お母さんはこのまま全部ぬけたらどうなるのかと心配している。”いなばの白うさぎ”のようになるのではと。・・・・でもこの夏毛が全部抜け切れば、また新しい冬毛が生えてくることを僕は本能的に知っているのだ。でもまだまだ暑い日が続いているようなので、今しばらくはこのままの状態でいいなと思っている。

9月3日(日)

日曜日の午後、御主人様達は暇そうだ。何となくドライブにいこうかということになった。僕も車に乗せられ知多半島の先っぽ目指して出発した。着いた所は海の見える高台できれいな花が一面に咲き誇っている「花広場」というところだ。早速、僕もロープをほどかれ花の中を散歩することが出来た。散歩の途中、御主人様達を見失ってしまった。「オーイ、良太!」という呼び声をめがけてまっしぐらに花の中をつっぱしってしまった。それが周囲の注目を集めてしまったらしく「ワーすごい」と皆驚いていたようだ。お母さんも花をたくさん摘んできてうれしそうだ。帰りの車の中は花で一杯となってしまったのだワン。

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