猫との出会い

雀の餌付けとままごん

2001年初夏、知り合いから雀の餌をもらったので、庭に雀のまき餌をしていたのです。最初は雀が来てチュンチュンとかわいかった〜チュン〜チュン〜ピッピー
今日もいい天気だなぁ〜などと思いながらまき餌をし洗濯物を干していた。何かに見られてる?そんな気がした。コギタナイ猫がこちらを気にしながら近づいて来る。思わず「いやだー来ないで」と網戸を閉めた。
実家では犬を飼っていたこと、小さいときに実家で飼っていた小鳥を殺されたこと、猫が人の様子を伺って見てないときにワルサをする(かつて近所にそんな猫がいた)ことなどから、私は猫が嫌いだったのです。
しばらく網戸越しに観察する。コギタナイ猫は、頬を地面につけながら土にまみれた雀のまき餌を無心に食べ始めました。すごくお腹を空かせているみたいだ。すると2、3メートル後ろに生後2、3ケ月ぐらいの仔猫が3匹トコトコとついて来るではありせんか。無心に餌を食べる親猫と天真爛漫な仔猫、今まで猫なんか眼中に無かった私にとってこの猫の親子は衝撃的でした。
食べたらどっかに行っちゃうだろうと思いながら私はスーパーへ買い物に出かけることにした。

猫が居た事なんかすっかり忘れて帰宅、まず洗濯物をとりこむ。

コギタナイ親猫が小走りに走ってきた。1メートルのところまで近づいてきたが家の中に入ってくる様子はないので知らんフリで洗濯物をとりこんで網戸を閉める。まだいたのかー棲みついたら嫌だなー…

夜になって、夫が帰宅、今日の猫事件について話をする。棲みついたら嫌だという私の心配をよそに一言「ほっとけ」・・・・・・返す言葉なし・・・・・・
夫は「ほっとけ」といったわりには晩御飯のおかずの残りを猫にくれようと言い始めた。私はやめて欲しい、中途半端に食べ物をくれるのはよくない、病気とか持っているかもしれないし棲みついたら厄介だと説得したが夫はコロッケの残りを庭に放り投げた。

mm.jpg 現在の猫人口:hiki.jpgカイヤ  hiki.jpgしろ hiki.jpgとらいち hiki.jpgとらに


近所のアイドル的存在

1週間ぐらいしたら野良猫の親子はすっかりここに馴染んで生活していた。ここはアパートの階段下、それだけではなく、前アパート住人が引き出しのプラスチック衣装ケースの様なものを放置していったので、仔猫はその引き出しの中を寝床に、親猫は引き出しの上で見張り番、雨を凌げる絶好の場所として棲みついてしまった。
しかも、前のアパートは看護士さんの寮だったので、深夜、早朝、夜勤明けの看護士さんらが交代でこっそり餌をくれているではありませんか。
隣のアパートの若い旦那さんも、時々こっそりフライドチキン等をあげている様だ。
夫の先輩がウチに遊びに来る。どうやら意外と猫が好きらしい。次回に餌を持って現れた。
しょうがないので先輩から頂いた餌を毎朝あげることに・・・
なくなるまで餌をあげる・・・・・・・・・無くなった・・・・・・・・・期待のまなざしで私を見る・・・・・・・・・お願い見ないで!・・・・・・・・・・
−−−夕方、ホームセンターで餌を買うはめに−−−トホホ
その頃、「とらいち」が居なくなった。夫の話だと、前のアパートの住人が飼い始めたらしい。

現在の猫人口:hiki.jpgカイヤ  hiki.jpgしろ hiki.jpgとらに


第2次ベビーブーム

すっかり、毎朝毎晩の餌やりが日課となってしまった頃、ままごんのお腹が大きいことに気がつくが太っただけだと思っていた。最近餌を食べるとき「しろ」や「とらに」にシャーっとしている。一人で食べるつもり?
ある日の夕御飯に「ままごん」が現れない。まぁ、いいかと一晩過ごす。
翌日の朝ご飯、「しろ」「とらに」しか現れないが、ニャーニャーニャーと「ままごん」の声だけがする。みると、自分の存在をアピールするかのごとく、すごい鳴き声でこっちを見てる。階段下に行って見ると生まれたばかりの仔猫が6匹。複雑な心境でした。−−−これ、どうしょー−−−
1週間もすると「ままごん」は隣のアパートの垣根に移動した。隣のアパートは5棟あって、週間ごとにあちこち移動して子育てをしている様子。餌だけはウチに食べに来る。
この頃、増えてしまった猫達に対する複雑な心境と、仔猫が見たいという気持ちと・・・・・・
隣のアパートの垣根に様子を見に行く、カルカンブレッキーズがある。ウチだけじゃないんだ・・・・・・・・

mm2.jpg  現在の猫人口:hiki.jpgカイヤ  hiki.jpgしろhiki.jpg とらに hiki.jpgたまごhiki.jpgつきhiki.jpghiki.jpghiki.jpghiki.jpg


しろの怪我

日曜日の朝ちょっと朝寝坊で起床、いつものように餌をあげようと戸を開ける。「しろ」が居ないのである。
「しろ」は性格がおっとり、のろまなところがあるので、すごく心配。近所を探してみると・・・・草むらから、蚊の鳴く様な声が聞こえ「しろ」発見、何かに怯えている様子。餌で釣ろう! いまひとつ釣れが悪いが草むらから出てきた。にゃんと、車に轢かれたのかドコカに引っかけたのか尻尾と後ろ足に怪我をしていた。草むらで色んな虫に集られながら養生していたのである。
小さくなって元気のない「しろ」を見て、夫がウチの中(コタツ)に入れた。
翌朝、会社に出勤しなければいけないので「しろ」を外に出す。んー、足の彼方此方が痒い。蚤に喰われた−−−。
2、3日すると、「しろ」は元気になってきた。足の傷はよくなってきたが、問題はなかなか治らない尻尾だった。「しろ」の太くて立派な尻尾は、骨折で真ん中から折れてて立たない、立たないので尻尾の先っぽは地面を引きずり傷からでる分泌液で毛が絡まって筆みたいになってしまった。

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冬本番 初雪

11月になって、だんだん寒くなってくる。サラリーマンである私は、会社で今年初めての雪を見る。こりゃー大変だぁ〜。猫が凍えちゃうよ〜。
その日たまたま、会社に処分待ちの段ボール箱があってこっそり家に持って帰った、「しめしめ猫猫ハウスにちょうど良い大きさだ」
その日から段ボール箱は、庭に棲む猫達の寝床となった。しかし、猫達は箱が大好き、すごい勢いで出たり入ったり、上にのったり、箱は潰れてサヨウナラー。
しょうがないので、飼い主でもない私はもう少し丈夫な箱をどこからか調達してくる羽目になる。これでは寒いだろうと、箱の内側にはビニールのプチプチを両面テープで貼り付け、箱の底にはユニクロで買ったフリースを敷いてやることにした。(−−我ながらいい出来だ−−)
猫が8匹で箱に入ると暖か〜い。

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子離れ、親離れ

「ままごん」は4ケ月後2匹の子猫を残して隣の団地に1匹で引越した。
猫人口が増えたので本能的に引越したのかなぁ?子猫も連れていってよ〜。
「ままごん」が居なくなると同時に、「しろ」に元気がなくなった。熱もあるみたい。
このこのろになると、「しろ」と「とらに」はウチ猫同然、夜は私の布団に寝ていました。
心配なので、動物病院に連れていく。野良猫に1万円もかかっちゃった・・・・・財布が痩せた
ウィルス性鼻炎で猫の風邪みたいなものと診断された。病気は1匹づつみんなかかって、完治していった。

現在の猫人口:hiki.jpgしろhiki.jpgとらにhiki.jpgたまごhiki.jpgつき


身ごもった「とらに」

春になって「とらに」が太ってきた。1ケ月も経つとさすがに太っただけでは済まされない。

tr3.jpg−−−身ごもったのだ−−−

身ごもったメス猫は、野良猫の生きていく知恵か、とっても人懐っこい。

「とらに」は毎日ウチにオジャマしてはよく眠る。お腹はどんどん大きくなって時々むくむく動いている。
もうすぐ産まれるのかも〜。面倒は見てやるから安心して産んで下さいという気持ちと仔猫どうしようという気持ちが入り乱れて毎日複雑な心境でした。
そして生まれて7ケ月の仔猫だと思っていた世代違いの「たまご」のお腹も大きくなっていた。


「とらに」「たまご」の出産
2002年5月5日、朝窓を開けるとすごい勢いで「とらに」が入ってきて、布団の中に潜って行った。
しばらくすると出て来てもがいている、「しろ」心配で見に来る。
布団は少し濡れていた−−もしや破水か−−ありゃ、黒くてぬる〜んとしたものが出てきた。
こんなこともあろうかと、押入れに準備してあったに段ボール箱にタオルを敷いて部屋の隅に置いてやる。
30分もすると全部産み終わった様子で4匹の仔猫と箱に入っている。

tr4.jpg  tr20.jpg 産まれたての真黒猫は「しろ」そっくり、まさか兄弟で・・・

1週間後の5月12日朝、たまごが外の段ボール箱の猫猫ハウスの中で出産していた。
複雑な心境で親子ともども保護することにした。

現在の猫人口:hiki.jpgしろhiki.jpgとらにhiki.jpghiki.jpghiki.jpghiki.jpg仔猫hiki.jpgたまごhiki.jpghiki.jpghiki.jpghiki.jpghiki.jpg仔猫

2ケ月したら里親を探そう、私はそう心に強く決めたのであった。


しろの事故

5月のある日しろは我が家の玄関までやたらニャーニャー騒いでいる。見ると近所のデブ猫君が来ていた。
近くに血痕があった。ええええぇぇぇー喧嘩かー、大変だー、「しろ」を抱っこしたら足がプラプラだった。
デブ猫くんは「しろ」を心配して近くに来ていて、きっと「しろ」はずっと私を呼んでニャーニャー鳴いていたのだ。
こりゃー大変だ〜!どうする?事故??骨折??どこで??野良だよ!助ける?
夫に相談し動物病院に連れて行くことにした。時計を見たら8時半、夜なので動物病院はどこも留守番電話ばかり。最後に掛けたS動物病院、快く来てください、と。S先生!ありがとう。
両後ろ脚は、骨折と思っていたところ、片足は脱臼、片足は断切とのこと、結果3本脚の猫になってしまいました。しろは1週間強で退院し同時に我が家の飼猫となりました。治療代もいっぱいかかって野良猫を××万円で購入した気分です。


しろ!おめでとう!めでたく飼い猫だね!  大事にするから、末永く幸せに暮らしてね!
(しろにとっては、大迷惑だったりして・・・)

この後、私達の汗と涙の里親探しが始まります。
里親探しには、しろの手術をして下さったS動物病院のS先生が協力して下さいました。
他にも、某ホームセンターのペットショップ担当の方ありがとうございました。


そして:猫人口は、hiki.jpghiki.jpghiki.jpgで現在に至ります。
長い話に最後まで目を通していただき有難うございました。