ハムスターの怪我

ハムスターの骨折や打撲などの事故はケージ内、外に限らず高い確率で起こります。周りに危険なもの、場所がないか確認を。

体の動きがおかしい

足の骨折率は90%

●骨折

【原因】

ケージの中で金網に足を引っかけたり、散歩中に高いところから落ちたりして骨折します。骨折する確率が高いのは、「弁慶の泣き所」(頸骨・腓骨)で、90%以上はこの部分に起きています。

 これは、ケージ内をよじ登ろうとして足を金網に引っかけたとき、足一本でぶら下がってしまい全体重を頸骨・腓骨にかけてしまう事故が多いためです。

 次に多いのは背骨の骨折で、高いところからの落下で背骨を痛め、脊椎損傷になったりします。脊椎損傷の症状としては後く麻痺が多く見られ、前足だけで動いたり膀胱麻痺になる可能性があります。

 さらに膀胱麻痺によって尿排泄ができなくなるため、尿毒症から腎不全へと進行してしまう場合も少なくありません。

 骨折をすると、足が90度横を向いてしまったり、ぎくしゃくした歩き方をするようになります。

 背骨を骨折した場合は後足が伸びきったような歩き方になったり、上手く後足がついて行かなくなるのですぐ発見できます。

【応急処置】

下手にハムスターにふれず、安静にして動かさないようにします。足の骨折ならば安静にしていれば治る場合も多いのですが、骨折して内出血が酷かったり、骨折面の皮膚が切れている場合、また下半身麻痺の症状が見られる場合は出来るだけ早く動物病院へ連れて行きます。

 そして、病院で診てもらった後も、治るまでは狭いケージの中で、なるべく足を動かさないようにさせます。

【病院での治療】

骨随にピンを入れ、金具を入れてくっつけるピンニングなどの外科手術をします。最悪の場合は断脚する事もあります。

 ギプスをすることもありますが、ハムスターがかじり取ってしまったり、ギプスをすることでストレスになり、固めた足以外の足を折ってしまう事もあります。

【予防】

回し車を安全なものに変えたり、高いところに登れないようにしたり、散歩するとき目を離さないなどで予防します。ハムスターの怪我は飼育環境が大きな原因になっていることも忘れずに。

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