〜其ノニ〜 続・40%という現状
「久しぶりね」
其ノ一を書いてから2ヶ月も経ち、自分でも何のハナシだっけ?って、間抜けな状態。
前回の話を強引に整理すると
○日本の食糧自給率は40%くらいで、60%は輸入に頼っている。(だからアメリカとは絶対に喧嘩できない)
○その原因のひとつは自分たち消費者が毎日食ってるモノに対する意識の低さ?
○それから外食産業の発展と食生活の西洋化も。
○でも広い世界には自給率300%の国もある
○次回に続く…かも
・・・あぁ、「続く」なんて書くなよ。
さて、暗いハナシの続きです。
自給率300%とかいう
ふざけた羨ましい国は、オーストラリアです。首都はキャンベラ。まぁ、考えてみたら当然です。人口密度がおそろしく低いし、人間より羊の数のほうが多い。
日本にゃ逆立ちしたって真似出来ません。
日本の農業は、食生活は、もうボロボロ。何をどうすればいいのか、わからん。
わからないといえば、現代人は本当に美味しいものが何か判らなくなっているらしい。
その証拠に、グルメ番組が流行っている。味は、経験ではなく情報によって選ばれる。
味覚より視覚や聴覚で食べ物を選ぶため、スーパーにはきれいにそろった野菜が並び、
少しでも傷のあるのものは売りに出される価値もなく、破棄される。
そこに生産者の意思の入り込む余地は全くない。
飲食店でも同じ現状で、「捨てられる食物」はもはや食物ではないらしい。
消費より供給が圧倒的に上回り飽食の時代といわれるが、豊かな食生活には程遠い。
私もおいしいもの情報に頼って、雑誌やテレビで紹介された店に行ったことが何度かある。
しかし憶えているのはその店に行くまでの期待感。
実際に何を食べてどう感じたか、不思議なことに殆ど記憶にない。
印象深い皿は、たまーに偶然入った店で思いのほか美味しかったものや、
親しい人に連れていってもらった店で出てきた皿。
それより何より家で自分や家族が作ったもの。
それらは雑誌に載ることもテレビに映ることはまずない。
それもそうだな、と思う。
自分の舌で見つけた本当に美味しかったものは、あまり多くの人に教えたくはない。
自分のお気に入りは秘密にしておきたいものなのだ。
てなわけで、この先の日本の食文化の行く末や、世界的な食糧難の心配ばかりしていると
消化不良になりそうだから、私はせめて自分の食べ物を選ぶ目を養っていこうと思う。
今さらだけど、生きる基本だし。