直線上に配置

トップ アイコン
Top

Page 11
01/6/4 up
Back
ペペは1歳を迎え、そして2度目の夏がやってきた。
生家にいた頃は、一戸建ての庭に出て遊ぶようなこともあったそうだが、うちに来てからは脱走したとき以外外に出したことはなく、「箱入り息子」として育っていく。
夏の終わりに「ジージー」となきながら腹を出して落ちていたせみを拾ってきて見せてやった。
「なんじゃコリャ?」
初めて見るせみに恐る恐る近づく
そのうち得意の猫の手チョイチョイ
せみはもがくけれど、もう飛べないのです。
つつくと動くので「おもちゃ」と勘違い。
きっとせみが動かなくなるまで続けるので、瀕死のせみは外に帰してあげました。
夏は終わり、少し肌寒い秋になった頃。
つぎの騒動は用意されていた。
Next
目次に戻る