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クロも愛ちゃんも行方不明なってしまった後、自分にできることは同じような被害者を出さないことだけだった。動物愛好家向けの雑誌や動物保護団体に連絡をしてみた。そこで、例の動物病院に関する問い合わせが他にも多数あることを知った。「やはり騙されていた」ことを改めて実感する。被害者の一部が告訴の方向で動いているとのことだったが、残念ながら手口が巧妙なため証拠をつかむことができず、どうにでも言い逃れされてしまうのでどうすることもできないというのが現実のようだった。

その現実を突きつけられるたび、クロや愛ちゃんに申し訳ない気持ちでいっぱいになり、何度となくペペを抱きしめて泣いた。そして、これからは他力本願にならずに自分で最後まで見届けようと決めた。これが我が家にネコがどんどんたまっていった発端である。
数ヵ月後、動物雑誌に、かの動物病院の記事が掲載してあり事の顛末が書かれていた。結局法的には何もできなかったけれど、各方面からの監視が厳しくなったというようなところで落ち着いたようだ。少しホッとした。


この後次から次へとやってくる猫たちには人があきれるくらいの手間をかけていくことになるのだが、、、、それなりに多くの犠牲を払わなくてはならなかったし、たくさん悲しい思いもしたけれど、決して後悔のないネコライフにはなったと思っている。ただし、人から見ればただのネコバカ。でもそれで良いのだ!
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