効率的初設置

 ●基本手順

 水槽周りのセット→金魚の購入→水槽飼育

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初めて金魚を飼う時、いきなりカルキ抜きしただけの水を張った水槽に金魚を入れてしまい、 その後金魚が体調を崩しちゃって、「ちゃんと買ってから暫く薬浴とかの初期導入作業もした筈なのに どうして??」と、思った人も意外と多い筈。
後になって水を作るのが大事と聞かされて、
「でもそんなの間に合わないよう。だいたい水が"出来る"のってどれ位かかるの?」という疑問もあるでしょう。
そんな訳で、後で慌てない為の初めて金魚を飼う時の最短作業手順を纏めてみました。


1:まず水槽と飼育用の備品を購入し、セットする。
最初に必要なのは水槽・底砂・温度計・濾過器・エアーポンプ・エアストーン・エアチューブが無難。ライトやヒーターはあれば良いのは勿論だが、慌てて買わなくてもいい。
器具類は水道水でよく洗い、水槽に砂利を敷き、温度計と濾過器をセットしたら水を入れる。この時入れる水は水道水のままで良い。
水を入れたら濾過器の電源を入れ、スタート。まだ金魚は買わない事。

2:そのまま何もせずに水槽は1週間ほど放置。そろそろお店に金魚を見に行く。でもまだ買わない。
金魚を見に行ったついでにメチレンブルーと市販のバクテリア(種水やPSBやB-4等)か、パイロットフィッシュとしてヒメダカかアカヒレあたりの安価で丈夫な小魚を数匹購入する。
お勧めは見た目も楽しめるパイロットフィッシュ購入。30cm水槽なら2〜3匹、60cmなら5〜8匹程度でいい。
ついでに\100ショップあたりでバケツか洗面器を2つ買っておく。

3:帰宅したらバクテリアならそのまま投入、パイロットフィッシュの場合は念のため一日0.5〜0.8%の塩水&メチレンブルーで薬浴させてから水槽へ。その後また2週間ほど水槽は放置。
パイロットフィッシュの餌はお店で熱帯魚やメダカの餌の試供品を貰ってくるか、一番サイズの小さい餌を買ってきてあげればいい。メダカの餌なら\200以下で売っている筈。
水草を入れるならこの時一緒に購入してセッティングしてもいい。勿論、水草は1〜2の段階で入れても可。
引き続き金魚は買わずに選ぶのみ。慎重に。

4:水槽に水を張ってから3週間。いい加減どうしても欲しい金魚がいる筈。
ここに来てようやく購入解禁です。病気に掛かってたりしないかよく観察して買いましょう。
また、購入の前日にバケツか洗面器に水を張って置くように。

5:家に連れて帰ったら、空いている洗面器かバケツに袋の中の水ごと金魚を放す。
この時、あらかじめ容器に入る水の量は調べておき、水がその半量程度になる様にする。で、そこに前日用意しておいた綺麗な置き水を用心深く少しずつ足し、全量を満たす。
更に、濃度が0.5〜0.7になる様に塩をゆっくりと溶かし込み、メチレンブルーも規定量になる様に入れる。
完了したらエアーポンプとエアストーンを繋いでエアレーションを始める。出来たら容器に蓋をして暗くしてやると尚良し。

6:水槽の方は放置したまま更に1週間。この間、金魚の入っている容器の方では糞のみ網やストローを利用して取り除くなど、糞漉しの作業をしたり、水質の維持に気をつける。
最初の3日は糞漉しだけして、その後は毎日か2日に一度、置き水を使って全体の1/2〜1/3程度の換水をし、徐々に塩と薬の濃度を下げていく。

7:1週間経過して、何も異常が無ければいよいよ水槽へ金魚を放す。
水合わせと温度合わせを忘れずに。また、念のため今まで金魚が入っていた水は水槽へ入れない様に注意する。


以上で完了です。
金魚が水槽に入る頃には市販のバクテリアや、パイロットフィッシュの糞や餌の食べ残し・水草の欠片などの有機物を餌として自然発生したバクテリアが定着し、水が出来上がってます。
また、パイロットフィッシュとして選んだ魚は金魚との相性がいいので、混泳にも問題無い筈。アクシデントがあるとすれば金魚が小魚を食べてしまう事がある位でしょう。
また、指定した数程度ならパイロットフィッシュの出す糞の量もたいしたものではありませんから、準備期間中は水槽の水換えもしなくていいです(どうしても気になる場合は、3の期間中に2週に一回程度のペースで1/4程度換水して下さい)

また、どの段階でも魚に病気の兆候が出たら環境の改善が必要です。間違ってもパイロットフィッシュが死んでしまう様な状態の水槽に金魚を入れたりしないようにして下さい。

また、以前の段階でどうしても欲しい金魚が見つかってしまった場合はお店に頼んで取り置きして貰うか、5〜6の期間を延長してください。



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