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くろ・・・ 我が家のペットのなかで、最もお気に入りの犬・・・ 我が家のペットのなかで、最も素直な犬・・・ 我が家のペットのなかで、最も実力を持っている犬・・・ このテキストは、そんなくろとの思い出を綴ったものです。 では・・・ エピソード of くろ No.2 「じゃあ、この仔犬に綱をつけてご対面させよう。」 我が家につき、車の中で綱をつけます。 この時間、まだ人間は帰ってきていません。 つまりこの時点では、家族というのは犬達です。 我が家の犬は、帰ってきたこの時間は 仔犬と走って犬の檻に向かいます。 すると、さっきまで「我が家の車が帰ってきたぁ♪」と そして・・・ (手前から) まり: ゆき: さち: う〜ん、やっぱりゆきはだめか・・・ しかし、彼らは檻に入っているため、 というわけで、手前から順にご対面していきます。 「まり、新しい子供だよ〜」 ああ、ダメだよ、仔犬ちゃん・・・ 案の定、まりさん「おう」と怒ります。 また、あとの2匹が非常にうるさい。 よって、まりさんは保留、ゆきに・・・無理です・・・ まさか、僕と父の予想が的中してしまうなんて・・・ かなりショックでした。 仔犬がしっぽを振り、顔を近づけるや否や、 よかった・・・犬の群れの2トップの一角、さちに気にいってもらえたよ・・・ さて、もう一方の群れのトップは・・・座って首をかいてます・・・ああ、まり・・・ ここで、まりが何を考えているのか、 しかたないので、犬の庭を2つに分ける もともと、僕は徹夜あけで、帰ったらすぐに寝るつもりでしたが、 カリカリカリ・・・ふむふむ・・・(勉強中) う〜ん・・・この時代に・・・(歴史勉強中) この人は・・・この位について・・・(歴史勉強中) キャン、ヒー、ヒーン あああああ、仔犬が、麻呂まゆげの仔犬が鳴いてる・・・ でもね、僕は明日テストだし、それにね、 と、 その仔犬をかまいながら言い聞かせます・・・ だめじゃん・・・ そしてこの後、これを5、6回繰り返します。 ちなみに、僕とこの仔犬を家まで送ってくれた父は、 しばらくすると、仔犬は静かになりました。 ぱたん ようやく興奮がさめ、睡魔が襲ってきたので、僕は寝ました。 2時間くらいたった後、玄関で物音がします。 母はテスト期間のいつものセリフ 僕は目を覚まし、いつものように そして母、いつものように落胆します。 そこで僕は、 そして母と仔犬の目が合い・・・ あら!?(ビックリ、やや声は低め) あら!!(ちょっと喜んで、声は高くなる) あら〜〜〜♪(大ハシャギ、声は更に高くなる) そして、家の中に持って入ります。 母、完全にノックダウンです。 どうやら母もこの仔犬の外見が気に入ったようで、 とりあえず、僕はこの犬が何故いるか、そしてどういう血統なのかを教えます。 すると、母、 ああ、この人、また勝手に名前つけちゃったよ・・・ もう僕と母、この仔犬、くろの虜になり、家の中でかわいがります。 しばらくして、近所の方が我が家にやってきました。 「は〜い」といい、母は玄関に行きます。 もちろん近所の方もかわいいかわいいと言ってくろをかわいがります。 この近所の方、母とはかなり仲がよく、 そのせいか、母は近所の方にくろの血統の話をし、 あんたらアホだろ・・・ それに何?その千代麻呂君って・・・ この日とそして次の日はこのような感じで終わりました。 そして祭日・・・ 大人の犬との完全なご対面です。 大人の犬には、一旦檻に入ってもらい、 しかし、ここでトラブル発生。 まず、一番近いまりのところに走っていきます。 すると、まり、急にゲロし始めます。 犬がゲロをするとき、これは人間でもそうですが、体調が悪いときです。 そんなのおかまいなしで、くろがその小さい体で檻の目を通り、 これはマズイ。 しかし、まりはくろのお尻や体を臭うだけ・・・ 檻の戸を開け、くろを引っ張り出してまりの嘔吐物をみてみると、 この嘔吐物、実は何度も見ています。 そう・・・まりはくろを我が子として認めているのです・・・ 順番が狂いましたが、まず、まりと遊ばせます。 そして、次は超おねだりモードにスイッチしてうるさいさちです。 さちは檻の戸を開けるや否や、一気にTOPスピードで走りだし、 するとくろは一生懸命さちについて走り、その後をまりが追います。 ・・・今度はゆきです。 ゆきは相変わらずくろに対して威嚇の声をあげ、毛を逆立てます。 さて、ご対面です。 ここで、僕達人間は大きな過ちを犯します。 くろと目があったゆきが突然暴れだしたため、 もちろん、ゆきはその隙を見逃すはずはありません。 くろが殺される・・・!! 僕らの脳裏にはその言葉だけが浮かんできます。 ゆきをつかまえようと走り出しますが、相手は犬・・・速さが違います。
ゆきがくろにとびかかりますっ!!
きゃんっ!
まさに刹那でした。 ゆきの開いた口がくろの体にふれる寸前、 そう、上のきゃんっ!と鳴いたのはゆき・・・ そして茶色い弾丸というのは、ゆきよりも体が一回りも小さいさちです。 さちはくろとゆきの間に入り、 起き上がったゆきを捕まえ、さちのその様を正面から見たのですが、 そして父が言います・・・ ゆきを抱き上げろ、さちが噛み付くかもしれないぞっ!! 僕もそう思っていたので、すぐにゆきを抱き上げます。 それでもさちはゆきから目を離しません。 ・・・この件からゆきのくろに対する態度が変わりました。 威嚇はしますが、背中の毛を逆立てたりはしません。 僕達は、さちに感謝しました。
しかし、ここまでがさち流子育ての序章・・・
今回は妹のゆきのときとは違い、完全にくろを自分の子として育てる・・・
ここから、さちの楽しく苦しい そして、もれなく制裁のついてくる教育が始まるのです・・・
つづく |