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たしか、まだくろがお子様だったときのことです・・・
深夜、我が家の庭に入り込んだ侵入者を我が家の犬が退治しました。
これはそのお話。
深夜の2時ごろ・・・
我が家の犬達(特にさち)がいつもとは違う、
緊張感があるというか何というか・・・
とにかく、そんな声で吠えていたそうです。
・・・いつも以上に文章があいまいですね・・・
ごめんなさい、この事件、僕見てないです。
完全に熟睡してました。
よって、これは父と母から聞いた話です。
さてさて・・・
父と母は、犬の檻に一番近い部屋で寝ているため、
犬達の声で目がさめてしまいました。
そして、すぐに気がついたそうです。
いつもと様子が違うと・・・
すぐに部屋の窓を開け、犬の檻を見てみると
犬達はみんな、庭のある場所を見て吠えています。
父・母
「猫か・・・」
度々あることなんですが、
夜、庭に猫が入り、
それに気づいたさちが吠え、そしてみんなで吠える・・・
どうせ、今夜の騒ぎも猫が原因だと思ったそうです。
母
「庭の点検をさせて猫がいなくなったのを納得させないと・・・」
父
「おお、じゃあ、出してくる。」
そして父は外に出ました。
今まで、猫が侵入したときは
人が出てきたときにはもういない、あるいは
そのとき外に出ていく、というのが当たり前なんですが、
今回の侵入者は違います。
人間が出てきても庭にいます。
しかも、何やら
侵入者のたてる物音が異様に大きい・・・
父(外から)
「・・・猫じゃない、何か・・・大きい生き物だぞ・・・」
母(中から)
「え!?イノシシ!!??」
父(外から)
「いや、そこまで大きいものじゃないが・・・
暗いからワシが近づく訳にはいかないし・・・」
困った父は犬の檻を手前から見ていきます・・・
くろ:
まだまだお子様です。
まり:
ある方向を向いて吠えていますが、
度々父の方を向いたりします。
やや集中力がないです。
その上、犬というのが信じられないくらいドジです。
ゆき:
ある方向を向いたり、父の方を見たり・・・
あまり集中していません。
また、力は我が家の犬の中で一番あるのですが、
臆病なので、どうなるかわかりません。
さち:
ある方向を向いたまま吠えており、
父の方を見ようともしません。すごく集中してます。
また、身のこなし、状況分析、戦闘技術・・・
これらは我が家の犬の中ではズバ抜けており、
毎日のじゃれあいにおいて
1(さち)対3(まり、ゆき、くろ)で戦うのですが、
あの手この手を使い、ゆきとくろを蹴散らします。
(まりに対しては、きつくあたったりはしません、絶対)
父「さちを最初にだして、
次にとなりのゆき、まり、そしてくろの順で出そう。」
侵入者が何なのかがわからない、その上、
庭は木々があるために暗い・・・
この状況は人間には不利である。
そこで父は、この状況に強い犬達に任せることにしたのです。
さあ、侵入者撃退作戦の開始です!!
父がさちの檻の戸の手前にいきます。
ここでようやくさちが父の方を向きます。
そしてすぐに父の意図を察知し、檻の戸の前で構えます。
父が檻の戸を閉めている棒をとり、
扉を開けようとするや否や、さちは
扉を自分で開け、低い姿勢で走り出します。
そして父はゆきの檻の戸を開けようと棒に手をかけ・・・
「ぎぃっ!!」
・・・殺った・・・まさしく断末魔の声・・・
暗闇からはさちの興奮の冷めぬあらあらしい鼻息が聞こえてきます・・・
さすが、日ごろから一撃必殺犬といわれるだけのことはある・・・
そして、朝・・・
僕は起きてきて、父と母からその話を聞きました。
父も母もちょっと興奮してました。
でも、「かわいそうだったなぁ・・・」と最後に言葉もらしました。
とりあえず、侵入者(の遺体)が
塀の外の田んぼにあるということなので見に行きました。
なるほど、
でっかい狸でした。
このテキストを、ただ「さちはすごいなぁ」というように見ないで下さい。
何故、民家まで狸がでてきたのでしょうか?
そこのへんをよく考えてみてください。
でも、やっぱさちは強いよ・・・
このテキストをアップしたいがためにくろのエピソードでさちのやさしさをいやらしいほど表現したんですよ。
そうじゃないと、天才さちこさんがただの怖い犬として認識されちゃいますから・・・
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