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実家からの電話、あるいは実家にする電話・・・
その内容を振り返ると、必ず犬のことを聞いてます。
(ついでに鳥さんことも聞きますが・・・)
その中でも、特に気にしているのは
・まりのこと(体調、行動)
・くろとるりのこと
ですね。ちょっと、さちとゆきには申し訳ないですが(笑)
前者については、今回のテキストの内容です。
後者は、『エピソード』シリーズのるりのところを見てもらえば
理解して頂けると思います。くろとるりは中が悪い・・・というより、
くろがなかなかうけつけてくれません。
今は一緒に放しても喧嘩はしませんが、
(もちろん、することもありますが・・・)
やはり、くろが気を許しません。
まあ、これは『エピソード』シリーズで語るとして・・・
では、本題に移ります。
老い・・・このテーマを掲げる場所では
必ずといっていいほど、心を揺らす、
とても悲しい、哀れなお話が多いですね。
僕はそう感じます。
そして、実際に、我が家の最長老まりさんを見ていると
苦労している様が伺えます。足腰、感覚が萎えてしまってます。
で、僕もそういう話をしよう・・・とは露ほど思っていません。
そういうのは前述の通り、他のサイトやら本やらでやってますからね。
よって、老いによって不自由になった体で
我が家の庭をうろうろするまりさんの
おもしろおかしく、そして憎たらしいところを紹介します。
ま、たまにはこんなのもいいでしょっって感覚で・・・
まりさん、まりさん・・・
おいっ、まりっ!ま〜り〜ちゃんっ!!
犬1匹がちょうどのれる石段が、
母屋から庭に出るところ(『システム2』の5番の左下のとこの白線)にあります。
以前は玉座と言われ、
まりが我が家のボスだったころ、
雨の日でも常に座っていた石段です。
そこでまりが寝ています。
ちなみに、さちがリーダーになったばかりのときは
さちが座るようになりました。まさに犬にとっては玉座でした。
今は誰が座るということはありません。ただの石段になりました。
まり!!・・・まり、まり・・・
いくら呼んでも起きません。
耳元で呼んでいるにもかかわらず・・・
「・・・お母さん、まりが死んだかも・・・」
母が慌てて石段のところに来ます。
しかし、まりは母の足音にも反応をしません。
母が呼ぶのにも反応しません。
体をさすってみるべきだ・・・そう思うのですが、
ドラマとかであるように触れた体が冷たかったら・・・
鼓動が伝わってこなかったら・・・考えたくない、認めたくない、
しかし、触れば確実にわかってしまう・・・
それが怖かったのです、僕は・・・
しかし、母は、まりを一番かわいがる母はまりの体に触れます。
ふわっと母の手が、恐る恐る伸ばされた手がまりの茶色い毛皮に沈みます・・・
ビックーンッ!!
僕達がいくら呼んでも動きもしなかった茶色い毛皮が飛び起きます。
そして勢いあまって・・・石段から・・・ドテ。
「も〜う、まりちゃん聞こえなかったの〜?」
母が安堵してまりを抱きこむようにします。
「おう」(触れるでない、汚らわしい)
「ちっ、人が心配してやったのにかわいくないヤツだ。」
・・・と、このようなことが以前ありました。2、3年前だったと思います。
かなり激しく狼狽し、その後のまりの生還(?)&珍プレーを見て大笑い。
その後も、よくこのような呼んでも起きない、あるいは気づかないということがありました。
そう、まりは極端に聴力が衰えているのです。
足腰はもちろん衰えていたのですが、
中でも耳が一番ひどいです。
もう、ほどんど聞こえないんじゃないでしょうか?
とりあえず、本人もその状態に慣れたようで
以前のように、何かにひどく怯え、ビクビクすることがなくなりました。
また、雷が聞こえないので、怖がって騒ぐことがなくなったという意味では良かったです。
しかし、嗅覚についで重要である聴覚を失うことは
緊急時には致命的です。他の犬に比べて、行動が遅れます。
もしくは何もできないときもあるのです。
そう・・・緊急時には危険なのです。
聴覚が必要となる緊急時が我が家には1日2回訪れます。
っていうか、奴等が勝手に作ってくれるんですが(泣)
その緊急時とは・・・まさにご飯のときなのです。
ご飯は4匹(るりは別)で一緒に食べるのですが、
同時に食べ終わることはなく、かならず差ができます。
そして、はやく終わったものは他の犬のを拝借しに行くのです。
しかし、ご飯の拝借には常に危険が伴います。
犬は、動物は自分の食べ物を相手に譲らないという習性があります。
これは本能によるもので、自分の食料を確保し、
自分の生命を維持するという一番優先されることの1つです。
そのため、4匹・・・付き合いは5年以上になるのですが、
それでも他にはご飯を譲ろうとしません。
(ドッグフードは譲る場合があるんですがね(怒))
そのため、度々彼らがご飯を食べていると唸り声が聞こえてきます。
しかし、それは皆が心得ているルール。
横取りは基本的にしません。相手が唸れば拝借するのをやめます。
まあ、それでも喧嘩をすることがあるんですが・・・
とにかく、唸り声は相手への警告なのです。
警告するぶん、仲がいいんじゃないかと思うのですが・・・
本来なら、有無を言わさずに噛み付くはずです。
しかし、この警告を無視するものがいます。
もう、お判りですね、そうです、耳が聞こえないまりです。
相手が唸り声をあげようがお構いなしです。
今や、我が家で最弱の犬になってしまったまりさん・・・
喧嘩なんかされたら負けるのは確実です。
そのため、ご飯をあげるときは
人間がついていないといけなくなりました。
役目はまりの強制送還です。
ゆきはいいんです。まあ、拝借自体、よかないんですが、
母であるまりには絶対に本気で噛み付きません。
唸りはしますが、結局は譲ります。
健気・・・いや、哀れだ、哀れ。ゆきがかわいそう。
しかし、くろとさちはそうはいきません。
さち政権では多くのことがタブーとなっており、
ご飯の拝借はその中の1つで、罪が深く、制裁の刑と決まっています。
これを定めたさちはもちろんのこと、
さちの忠実な僕であるくろはこれを守ります。
・・・いや、守るといっても後半の制裁だけで、
前半の拝借の禁止は守っていませんが・・・
とにかく、この2匹は危険です。
さらに、実力No.1(くろ)とNo.3(さち)です(No.2はるり)。
よって、まりさん、たまにくろに噛まれてます(笑)
首のあたりを噛まれ、怒ってます・・・自分が悪いのに。
しかし、くろの性格は素直であり、まりに対して敬意を持っているため、
1度引き剥がせば、またすぐ噛み付くということはありません。
再びご飯を食べ始めます。
しかし・・・さちは・・・
とりあえず、ご飯が原因でさちがまりを噛んだところは見たことありません。
これは、やはりくろと、いや、ゆきと同じように母であるまりを敬愛しているためだと思います。
そして、10年の付き合いである最高の、ともに一番理解し合えているパートナーです。
ゆきやくろのように簡単に手を出すわけにはいかないようです。
でも、ゆきやくろにした
相手を追いかけ、屈服しようが何だろうが
許すことなく噛み続ける制裁を見ていると・・・どうも恐ろしくて恐ろしくて・・・
前回帰ったときのことですが、
ご飯を食器に入れ、それぞれに配り、庭の木を見ていると
「ァオ〜ォ・・・」
このやや高めの唸り声は・・・くろだ。危険だよ〜。
よって、まりをまりの食器の前に強制送還&ドックフード追加。
そして再び庭の木を見る・・・すると
ご飯を終えたくろが甘えにきます。
ご飯で粘っこくなった舌で顔を舐められていると・・・
「ヴ〜・・・」
!!
こ、この唸り声は・・・さちだっ!!危険、危険っ!!
振り向くと、やはりまりはさちの食器に顔を突っ込もうとしています。
「ヴ〜・・・うんにゃうんにゃうんにゃ・・・」
ギクリッ( ̄□ ̄;)!!
解説しようっ!!
我が家のリーダーであり、制裁の王者さちは
突発的にキレる場合を除いては、かならず
キレるまでにあるものを変化させるのだっ!!
そして、そのあるものとは・・・!!
それは唸り声である。
第一段階・・・これは普通に怒っているときで
「ヴ〜・・・」と低く唸るだけである!!しかし、しかしだ・・・
そして第二段階、この次がキレるときで、この第二段階の見極めが重要なのだ!!
で、その第二段階の唸り声とは・・・「うにゃうにゃ」なのだっっ!!!
この唸り声を聞くと、ゆきはさちにしっぽを振って甘えてご機嫌を取り出し(正しい選択)、
くろは許してくれと「キャンキャン」と鳴きだす
(誤った選択、よって、くろが一番多く制裁を受けました。
何故誤った選択なのかは犬の紹介にあるさちの嫌いなものを見てください)。
そう、これは、「うにゃうにゃ」は最後の警告なのだっ!!!
あああああ、まりちゃん、危険、危険っ!!
あなた爆弾のスイッチに触ろうとしてるあるよ〜o(*≧□≦)o
・・・よって、まりさん、再び強制送還・・・
ホント、困ったもんです。
最近では、さちにも老いが見られるようになったそうです。
まりと同様に、耳が悪くなっているとのことでした。
ちょっと、政権崩壊か・・・!?
とも思ってみたりしますが・・・
なんにせよ、年をとって、体が不自由になっても、
家族ですからしっかり面倒見させて頂きますよ、ワンコさん達♪
鳥は・・・一応、面倒見てやるか・・・
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