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みなさま、いかがお過ごしでしょうか。
連休の真ん中の日曜日。
上京してくるという
もう 何年も会っていない友人と
待ち合わせた。
友人は、多くない。
むしろ、昔から
少ないほうだと思う。
しかも、こいつのように
めったに会えない奴のほうが多い。
言い方は 悪いかもしれないが
奴とは
友人というよりは
戦友に近い。
助けようとしたのは
自分の好きな人、平穏な世界
そして自分。
戦ったものは
全ての「悪い」事柄
両親、退屈なオトナの世界
そして自分。
自分が誰かから
守られていることを
知らなかった あの頃。
最後に
高速バスの中で見た
歩道を走って
手を振るイメージは、強烈に残っているのに
その、奴の顔が
ぼやけていて思い出せなかった。
だから ちゃんと奴を見つけられるか
不安だった。
このただでさえ人の多い新宿で。
とんだ杞憂だったが。
あんまりにも
簡単に見つけることができたので
見つかった 本人よりも
こっちがびっくりした。
発する言葉や態度は違うのに
雰囲気が 殆ど変わらない
その友人に
数年間のギャップとは
そういうものだと思いながら
奴の持っている
生まれながらの 強さと優しさを
改めて実感した。
(絶対 本人には言ってやらんが)
それから、喫茶店でずっと話をしていた。
何を話したのかは、忘れた。
本当に、たわいも無い話だったのだ。
数年ぶりに会ったくせに
まるで昨日の出来事を話すように、言葉が出てきた。
そして 気がつけば、奴が帰る時間に。
こんなに 話に夢中になるなんて
女子高校生みたいだ、と笑った。
私たちは
戦うことをやめた。
自分自身よりも
大切なものができたから。
我侭を貫くより
耐えた後 得られるものが
輝いていることもあると
知ってしまったから。
戦う事よりも
明日は今日よりもきっと良い日だと
信じて
歩き続けていることを選んだ
俺たちに明日はある、はずだ、多分。
負けないぞ。
いつか、また会おう。
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