空が高すぎる

 

あーらららら。

 

 


みなさま、いかがお過ごしでしょうか。

久しぶりに
風邪をひきました。
情けない。

熱が出ると
考えが、弱くなる。
情けない。

秋の青空を仰ぎ
ぼやけた頭を持て余して
居間で寝ている。

アッシュは
私と暮らしていて
幸せなのだろうかと
考える。

私はアッシュが必要だが
アッシュは私を
実は必要としていないかもしれない。
私はアッシュを置いて死なないと誓ったが
アッシュはそんなことを少しも
気にしていない。

時が止まってほしいと
陳腐な言葉が占領する。
これ以上の幸せなんていらないから
一緒に居させてほしいと。

焦げそうな頭を抱えて
誰かこの熱をどうにかしてくれと
叫んでも どうにもならないように
時は止まらない。

報われたいと
愛されたいと
愛し続けたいと。

居間で寝転がる 私の
上に乗っかってくる アッシュの
熱さと爪の痛みさえ
ぼやける。

そうやって
頭の上で
「辛いのはお前だけじゃない」と
言ってくれ。

空が、青くて
笑ってしまう。

 

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