リンちゃん
リンちゃんの可愛い写真がいっぱいあるよ♪

   
                           



ピーのかわいい写真がいっぱいあるよ♪

ピーちゃん


   
 歳時記

     ゴマちゃんずの思い出   (2月26日UP)
     ・虚ろな日々          (3月2日UP)
     ピーちゃん登場        (3月5日UP)
     
・リンちゃん登場        (9月10日UP)    




ゴマちゃんずの思い出


2001年6月22日(金)
       ゴマ1、ゴマ2発見
       夜、ポーラ(ミニチュアダックス3才、女の子)とバルコニーで
       夕涼みをしていたら
ポーラが物陰をしきりに気にする。
       覗いてみると、なんとスズメの赤ちゃんがチョコンと居るではないか。
       屋根の換気扇のダクトに造った巣から落ちた様だ。
       梯子を持ってきて、巣にそっと戻してあげた。

     同日深夜
       眠っていると、居間で娘の騒ぐ声がする。
       
また雀が落ちたとのこと。
       しかも今度は2羽。
       また、梯子を持ち出し巣に戻す。
       心配しながら床につく。

     6月23日(土)
       早朝、気になってバルコニーを見に行くと、やはり2羽とも落ちている。
       1羽は、落ちた時に足を骨折した様で、歩けないで蹲ったまま。
       これ以上戻せないと判断し、保護する事に決めた。
       早速、小さいバスケットの中にカット綿を敷き、入れ物を作る。
       まだ、羽根も疎らにしか生えて無いので、保温に気を使う。
       「何を食べさせたら良いのだろう?」
       取り敢えず、ポーラのドッグフードをお湯でふやかしペースト状に
       した物を与えてみる。「食べる!食べる!」。これで、ひと安心。


       日毎に目に見えて大きくなるのが判る。
       目も開いて来た。
       筒状の物の先に可愛い羽根も見えて来た。


       やはり小さい方の1羽は、足を骨折している様で、グニャリと
       曲がったまま。それでも何とか、ヨチヨチ歩く。
       大きい方は元気で、食欲も旺盛だ


       空腹になると、ピーピー姦しい。
       2時間置きにエサを与えている。
       ペットショップに行って、小鳥用の練り餌の粉末を購入した。


       仕事にならない。クーラーも付けられない。
       外出は2時間の時間制限付き。
       夜は家に連れて帰る。
       雀がこんなに可愛い生き物だったとは。


     7月2日(月)
       会社では、日中は鳥篭を湯沸し室に入れて置く。
       執務室ではクーラーで寒いと思ったからだ。
       そんな日の午後、いつもの様に爪楊枝を削ったスプーンで
       餌を与え、冷蔵庫の上の定位置に戻し仕事を始める。
       5分位して、アイスコーヒーを取りに行くと・・・・・・。
       ゴマ1が籠の下に落ちている。
       まだ温かいが、物言わぬ変わり果てた一個の物体となっていた。
       つい5分前までに、黄色い口を大きく開けて、「ゴハンちょうだい!
       ピーピー!」と元気だったのに……。
       声を上げて泣いてしまった。
       その後、ティッシュで包み、ワイシャツのポケットへ。
       力が抜けてしまって、仕事にならない。
       翌朝、妻に頼み、グレース(アフガンハウンド)のお墓の隣りに
       埋めてもらった。
       自分ではとても埋められないから……。


       残ったのはゴマ2、ただ1羽。
       幸いにして、元気だ。
       羽根も大分生えて来て、肩の上から机の上に飛び下りる。
       飛び下りると言うより、落下と言った方が正しいが……。


       今日はソファーから床に飛び下りた。
       前のテーブルにも飛び移れる。
       テーブルとの距離をだんだん離しての飛行練習が日課になる。

       
       いつしか雀の居ない生活は、考えられなくなってしまっている。
       何をするのも雀と一緒。
       寝るのも、ゴハンを食べるのも、仕事をするのも……
       全部ゴマ2と一緒。
       長時間の外出も出来なくなってしまった。
       それでも、何故か満ち足りた自分が居る。
       雀一羽で、こんなにも心が癒されるとは…。
       掌にスッポリと納まってしまうゴマ2が、私の心の中で
       大きなウェイトを占めてしまった。


     7月30日(月)
       東京で会議の日。
       妻に鳥篭を預け、心を残しながら車中の人となる。
       昼に電話すると、「少しゴマ2の元気が無い」と……。
       会議の終了を待ちかね、急いで帰宅する。
       普通に飛び廻っているが、餌を食べない。
       私が来てから、急速に弱って行く。
       時々、手の中でケイレンをおこす。
       「どうした?どこが苦しいんだ?」
       弱い心臓の鼓動が判る。
       「ピー!」と、高い鳴き声。
       それがゴマ2の最後だった。
       何故!
       どうして!
       元気だったのに……


       私の帰るのを待っていたかの様に、逝ってしまったゴマ2。
       又しても、自分の手で埋めてあげられなかった……
       グレースの墓の隣りには、小ちゃな小ちゃなお墓が
       2つになってしまった。

   
       2羽の雀を失った私は抜け殻だった……。
       仕事への意欲も湧かなかった……。
       瞼に浮かぶのは、可愛かったゴマ1、ゴマ2の姿ばかり。

       
       黄色の幼い嘴を大きく開けて
       ピーピー鳴いて……。
       遊び疲れると
       私の手の中で安心した様に眠ってしまった。
       小さな翼を、一杯に広げ
       ソファーからテーブルに飛び移った
       飛行練習の日々……。
       「おやすみ」と籠に布を被せる時の
       あの心細そうな瞳……。
       あの可愛かった全てが……。
       今はもう…
       無い…!




虚ろな日々

       一日経ってようやくお墓を見に行けた。
       大きなグレースのお墓の隣りに
       余りにも小さい 2つのお墓が
       ポツン、ポツンと…
       何故!どうして!
       再び涙がこみ上げて来る。
       鉢に咲いたトマトの花を
       ガラスの器に入れ
       水に浮かべた。
       ちっちゃなお前達には良く似合う。
       黄色い花は
       お前達の嘴そっくり。
       黄色い嘴を開けて…
       ピーピー鳴いて…
       ゴハン上げたっけ…

     
       仕事をしていても
       思ってしまう。
       「ゴハン上げに戻らないと…」
       もう、いないのに…
       家に居ても
       思ってしまう。
       「そろそろ、寝かせないと…」
       もう、いないのに…
     
  
       妻に言われた。
       代わりの鳥を買って来たら?
       「代わりは居ないョ!」
       思わず声を荒げてしまった。
       「ゴメン…」
     
 
       でも…
       ペットショップに行ってみた。
       色とりどりの可愛い小鳥さんがたくさんいた。
       総天然色でドレスを纏っている様な鳥もいる。
       でも…
       (ゴマちゃんず)は、いないのだ。
       洋服は地味仕立てだけど、
       可愛いしぐさで、ピーピー鳴いて、
       私の肩に止まった。
       (ゴマちゃんず)は、売っていない…


       それでも…
       何回も、ペットショップに足を運んだ。
       良く見ると可愛い小鳥ばかり。
       でも…
       私の可愛かった
       私の愛した
       (ゴマちゃんず)では無い!
  

     8月22日(水)
       ペットショップにも足を向けなくなった
ある日。
       忘れもしない。
       台風11号が、関東地方に接来していたあの日!
       ドシャ降りの雨の中、会社の玄関ドアを開けようとした時。
       聞こえたのだ!
       「チーッ!」「チーッ!」「ピーピー!」




ピーちゃん登場


     8月22日(水)
       「チーッ!」「チーッ!」「ピーピー!」
       忘れもしないあの声が・・・
       聞こえて来る!
       何処だ!
       何処にいるんだ!
       雨の中、傘を放り出して必死で探す。
       花壇の方から・・・
       聞こえて来る。
       「チーッ!」「チーッ!」
       「何処!何処にいるの?!!!」
       見つからない!
       何処だ、何処にいるんだ!
       必死だった。
       ずぶ濡れになりながら探した。
       「チーッ・・・」
       再びかすかな声が・・・
       いた!
       花壇のブロックの穴の中に・・・・
       びしょ濡れで震えている。
       「おいで!大丈夫だよ」
       そっと掌に包み、宝物のように取り出す。
       
       事務室に入り冷房を止め、暖房に切り替える。
       「社長!熱いですよ」
       社員達から非難の声。
       「うるさい!緊急事態だ、我慢しろ!」
       乾いたタオルで優しく拭いてあげた。
       暫くすると疎らな羽根もすっかり乾き
       タオルの中から
       あの日
       死んだ筈の
      (ゴマちゃん)が現れた!




劇的な登場をしたスズメは、(ピーちゃん)と名付けられスクスクと育ちました。
そしてネットデビューも果たし、ホームページの人気者となりました。
8月22日には、1歳の誕生日を迎えネット仲間の大勢のお友達に
祝って頂きました。
何をするにも私と一緒。私の後を慕って追いかけて来てくれます。
こんな小さなスズメが、これほどまでの頭脳を持ち人間に懐いてくれるとは
思ってもいませんでした.
今では私のかけがえの無いパートナーです.
ピーちゃん・・・病気しないで、いつまでも元気でいてネ♪


今度はリンちゃん登場

8月20日(火)
夕方近所のマンションに住む友人から突然の電話。
「子供たちがスズメの雛を保護したので見て欲しい」との事。
仕事を放り出しすぐに駆けつけました.
10人くらいの子供の輪の真中にその小鳥はいました。
まだ巣立ち前の雛です。
羽根を震わせて怯えています。
すぐ掌で包み暖めてあげました。
よく見ると雀ではありません。
羽根の色や形から(カワラヒワ)の赤ちゃんのようです。
取り敢えず掌に包んだまま親鳥を探しに行きました。
子供たちが雛鳥を見つけたのは、交通量の激しい県道の脇でした。
近くに小鳥の営巣場所となるような所は有りません。
折からの台風の余波の強風で、遠くから飛ばされて来たようです。
暫く近所を探しましたが、親鳥の姿は見えません。
取り敢えず会社に連れて帰りました。
在り合せの小さいダンボール箱の底に、ティッシュを敷き詰め
仮小屋としました。
ピーちゃんの練り餌を少し柔かめに練って与えてみました。
食べようとしません。
まだ目も開いてないようです。
スズメの雛だったらとっくに目の開いている大きさなのに・・・。
根気良く雀の親鳥の鳴き声を真似して、口を開かせようと試みました。
掌で暖めながら「ピー!ピー!チッ!チッ!」・・・と。
30分くらい経ったでしょうか?
小さい口を「パカッ!」と開け「チー!チー!」と鳴き始めたのです。
食べる♪食べる♪
よほどお腹が空いたのでしょう。
お代わりを作りました。
食べ終わった雛は私の掌の中で、安心した様にスヤスヤと眠ってしまいました。
それからは右手一本しか使えません(苦笑)
久しぶりの小鳥の雛の柔かい温かい感触を楽しみながら、不自由な片手で
デスクワークをこなしました。
家に連れて帰り、そっと蓋を開けるとスヤスヤと良く寝ています。
その夜は心配でよく寝られず、何度も起きて箱を覗きに行ってしまいました。
朝、目を覚まし箱の方を見ると・・・静かです。
音がしません。
一瞬嫌な予感が脳裏を過りました。
「やはり駄目だったか・・・」
保護したその日の一晩が越せないで、逝ってしまう子が多いのです。
恐る恐る蓋を開けました。
「ピー!ピー!」
元気な鳴き声。
寝たのが遅かったので朝寝坊をしていたようです(微笑)
その日から5日間。
朝と夕方、雛と一緒に親鳥を探しに行きました。
ピーちゃんが子供の頃入っていた、小さい籐の鳥篭に入れて・・・。
鳥篭を下げて、県道を行ったり来たりウロウロ・・・。
遠くに見える林の方にも行ってみました。
公園にも行きました。
滑り台の上に鳥篭を置いて、遠くのベンチから見守っていました。
でも・・・近づいてくるのは雀ばかり・・・。
親鳥が子供を捜すのは2〜3日が限度と聞きました。
5日目の夕方、とうとう諦めました。
「お母さん来ないネ・・・。家の子になるかい?」
小鳥はピー!ピー!鳴くだけでした・・・。

こうしてもう一羽家族が増えました。
カワラヒワの子供と判明した小鳥は、仲間の輪が広がるようにとの願いを込めて
【輪】(リン)と名付けられ、群青ファミリーの一員となりました。

思いがけず現れた2羽の小鳥。
あの(ゴマちゃんズ)が姿を変えて、再び私の元に戻って来てくれた。
私はそう信じています。
神様・・・ありがとう!
2羽の小鳥は仲良く私の右手と左手の上に乗って、今もキーの打ち込みの
邪魔をしてくれています(微笑)



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