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ボルネオ鳥見紀行2007

.コタキナバル朝の鳥見 ('07年8月12日前半)

 まだ朝の5時過ぎである。 外はまだ真っ暗だ。 さっきからベッドの中でうとうとしていたのだが、寝ているのも面倒なので起きてしまった。
 テレビをつけてチャンネルを適当に変えていくと、イギリスのサッカーをやっていた。 最近は衛星放送がどこでも入るので、昔のようにマレーシアでもTV1〜3の三つしかない、という状態ではなくなった。
 そうこうしているうちに、ようやく明るくなってきた。 今日はキナバル公園に向かうのであるが、その前に朝の鳥見である。 いそいそとカメラと双眼鏡だけを持ってホテルを出た。

 コタキナバルは町の東側が丘になっており、その辺りで鳥を見るつもりだ。 丘の裾野沿いに北へ歩く。 上空を群れを成して飛んでいるのはヒメアマツバメの類であろうか。 広場を過ぎて右手に登る。突き当りを左に折れるとシグナルヒルへと続く道であるが、正面へ登る小径に入ってみた。 ジャックフルーツの香りが漂っている。 近くに木があるのだろうか。

 登りきったところでハトのシルエットを見つけた。 淡い色合いのきれいなハトである。 暗くて早いシャッターが切れないが、何枚かの写真を撮った。 図鑑で確認すると、コアオバト(Pink-necked Green Pigeon)であるようだ。 首のピンク色が決め手である。
 小さなモスクの天辺にとまって盛んに囀っているのはモリツバメ(White-breasted Wood Swallow)であろうか。 へえ、こんな町の中にもいるんだ。  茂みの中には黄色味の強い小鳥が姿を見せている。 とりあえずバシバシとシャッターを切る。 これは黄色い体と翼の白線からヒメコノハドリ(Common Iora)と確認。


コアオバト


モスクの天辺で囀るモリツバメ


ヒメコノハドリ


真っ赤な目のミドリカラスモドキ♂


ミドリカラスモドキ♀


シキチョウ

 
 真っ黒い体に赤い目が不気味な鳥が木の実を啄ばんでいる。 ミドリカラスモドキ(Philippine Glossy Starling)のオスである。 近くにメスも群れていた。 このあたりではごく普通に見かける鳥であり、日本でいえばムクドリ的存在であろうか。

 電線には黒い体に白のストライプの目立つ鳥がいる。 シキチョウ(Oriental Magpie Robin)のようなのだが何かおかしい。 後で調べたらボルネオのシキチョウは腹が白くない亜種なのだそうだ。 性格が悪いのかな。

 ほかにも、茂みの中や木々の枝に動く影が見えるが、とりあえずこのくらいにしてホテルへ戻ろう。 お腹もすいたし。

 


リスも多い(これはバナナリス)

        

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