[ ホーム ] [ ボルネオ1 ] [ ボルネオ2 ] [ ボルネオ3 ] [ ボルネオ4 ] [ ボルネオ5 ] [ ボルネオ6 ] [ ボルネオ7 ] [ ボルネオ8 ] [ ボルネオ9 ] [ 夜の鳥達 ] [ ボルネオリンク ]

ボルネオ鳥見紀行(・・・行けるか?・・行った!)

5.サンダカン、スカウ村へ向かう ('02年8月4日)

 朝の4:35にモーニングコールが来た。 今日は5:30に迎えの車が来るので5:00に朝食のルームサービスを頼んである。 5:00丁度にボーイが朝食を運んできた。 なんという正確さだ。
 急いで食べてチェックアウト。 ホテルの玄関で迎えの車を待つ。 ほどなく車がきて(相変わらず正確)コタキナバルの空港へ向かう。 途中他のホテルによって白人2人をピックアップ。

 我々の乗ったMH2646便は定刻通りにコタキナバル空港を飛び立ち、一路サンダカンに向かう。 といってもわずか40分のフライトなので、上がったと思ったらすぐに降りる感じである。 サンダカンに近づくと、眼下に大きくうねった川の流れと緑のジャングルが見えてくる。 今日からあの中に身を置くのだと思うとワクワクしてくる。
 空港の出口では、当地で我々のガイドをしてくれる旅行会社の人が待っていた。 挨拶をして、迎えのバスに乗り込む。 バスは途中サンダカンのホテルとセピロックオランウータンセンターで人をピックアップして、ゴマントン洞窟へ向かう。

 我々2人のほかは日本人はおらず、他の7,8人ほどは全員白人である。 ガイドはBasriさんといって、当地のツアー会社Wildlife Expeditions社のネイチャーガイドをしている。 このあとサンダカンを離れるまで、ずっと我々の付き添いをしてくれた。 バスはサンダカンの町を離れ、オイルパーム(油やし)のプランテーションが続く道を走っていく。 オイルパームからとれる油は、サバ州のみならずマレーシアの重要な産業の一つとなっている。 町から2時間ほどで、ゴマントン洞窟に到着した。

 洞窟の中は大きなホール状になっていて、壁に沿って木道があり、内部を一周できるようになっている。 この中で長いハシゴによじ登り、高級料理に使われるツバメの巣(アナツバメの巣)をとるのだそうだ。 内部は湿度が高く、ツバメの鳴き声がやかましい。 コウモリも多数住んでいるそうだ。 その他無数のゴキブリが生息していて、この手のものが苦手な人はまず入らないほうが良いのではないかと思う。 木道は滑りやすく、また手すりにつかまろうとしても、そこは糞にまみれている。 臭いもなかなかのものだ。 ヘビの写真をとろうと木道から一歩下に降りると、地面は糞が堆積しているためか柔らかく、足がめり込みそうだ。 

 


蛇行する川と密林

サンダカン空港ターミナル

ガイドのBasriさん

 
       洞窟内部          ご存知ゴキブリ(無数にいる)         ヘビもいた

 洞窟からは、1時間ほどで今夜の宿であるSukau River Lodge へ渡る小さな桟橋に着いた。 ここから小舟に乗換え、キナバタンガン川を10分足らずで宿に到着。 簡単なミーティングのあと各自の部屋へ。我々の部屋は1号室で、一番川に近い部屋だ。 部屋はツインベッドの簡素な部屋で、もちろんエアコンなどはない。 壁はベニヤ張りで、それでも一応電気はきているので(220V BFtypeのコンセント)バッテリーの充電に困ることはなさそうだ。 バスタブはないが、シャワーは使える。 ジャングルの中であることを考えればこれで充分である。 (部屋の中のレイアウトはここを見てください

Sukau River Lodge

 部屋の前からのキナバタンガン川のパノラマ(右が上流、左奥へとカーブして流れる) 
右手前にロッジの桟橋が見える。 左に見える屋根が我々の泊まった部屋。
 食事はロッジ内の食堂(といってもオープンエア:屋根はある)でとり、ローカルフードのビュッフェである。 三食ともここで食べたが、メニューは毎回変わり3日位の滞在では飽きることはなかった。

 昼食の後、PM3:00からキナバタンガン川流域に生息する猿達についての説明があり、PM3:30から小舟でリバークルーズにでる。 ロッジはキナバタンガン川本流と支流の合流点に建っており、舟は支流に入って行く。 初めに見たのはLong-tailed Macaque(カニクイザル)。長い尻尾をたらして樹上に座っている。 Pig-tailed Macaque (ブタオザル)、Silvered Langur、キナバタンガン川流域の象徴とも言えるProboscis Monkey(テングザル)もその姿を見せてくれた。 猿に気をとられて、あまり鳥を見ていなかったが、Stork-billed Kingfisher(コウハシショウビン)、Green Imperial Pigeon(ミカドバト)、アマツバメ類、ダイサギなどが姿を見せた。 声はずいぶんするのだが種がわからない。 ワニも生息しているはずだが、小さなCrocodileを1頭見ただけだった。(滞在中も結局これだけだった) 


リバークルーズ

Long-tailed Macaque


    Pig-tailed Macaque             Silvered Langur(子を抱いている)   Proboscis Monkey

        Green Imperial Pigeon              Stork-billed Kingfisher                         Crocodile(幼体)
 夕食後はロッジ周辺のナイトウォークに出る。 ガイドのBasriさんを先頭にジャングルの中を進む。 夜のジャングルも不気味なものだが、Basriさんが次々と眠っている鳥達を見つけてくれる。 夜の鳥達を見るのは初めてだが、近くに行っても、ライトを向けても、全く動かずに、あるものは目を開けたまま、あるものは羽の中に頭を入れて、枝にとまってぐっすりと眠っている。(夜の鳥達の写真は別掲します)
 
 ジャングルの中はヒルも多いので、それなりの準備をしなくてはならない。 長ズボンと靴下(Leech Socksというのも売っている)、しっかりとした靴は必需品である。 私は登山用のスパッツをつけてヒルがズボンの中に侵入しないようにした。


これがヒル(Tiger Leech)

         

[ ホーム ] [ ボルネオ1 ] [ ボルネオ2 ] [ ボルネオ3 ] [ ボルネオ4 ] [ ボルネオ5 ] [ ボルネオ6 ] [ ボルネオ7 ] [ ボルネオ8 ] [ ボルネオ9 ] [ 夜の鳥達 ] [ ボルネオリンク ]