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香港鳥見紀行2008

4.米埔(Mai Po)の干潟に出る ('08年8月10日:その3)

 とりあえず目的のカワセミ類2種は見てしまった。 次はもっと近くで、もっとはっきり、ということになるのだが、他の鳥にも目を向けることにしよう。

 左手の岸辺に何か歩いている。 双眼鏡で確認するとシロハラクイナのようだ。 水際で採餌していたがやがて草陰に消えた。 水面にはコサギがいるだけだ。 これもあちこち歩き回って時折り水の中をつついている。
 やがてアカガシラサギも姿を見せ、ゆったりと池の中を歩いて餌を探している。 この個体は頭が赤褐色の夏羽ではなかった。 冬羽への移行中であるようだ。


水際を歩くシロハラクイナ


コサギ


アカガシラサギ


シロガシラ


枝先で鳴くタカサゴモズ

 近くの木にはシロガシラがいたが、これは沖縄や台湾で多く見られるのであまり感動しない。(といっても初見の時は結構感動した。)
 枝先で大きな声でモズが鳴いている。 良く見るとタカサゴモズだ。 これは初見である。 とりあえずK10Dで写真を撮るが、方向が悪く目に光が入ってくれない。 同じ写真でも目に光があるのとないのでは雲泥の差だ・・・などと贅沢は言わずにとりあえず撮る。

  これから干潟へも行かなければならないので場所を移動する。 養殖池のフロートに一羽のカモがいた。 双眼鏡で見ると、ヒドリガモのメスのようだ。 こんな時期にこんな場所に冬鳥のカモがいるのは不思議なものだが、北に帰れなくなって居ついてしまったのだろうか。

 次の観察小屋にも立ち寄って沼地の様子をうかがう。 しばらくすると、一羽のアオショウビンが岸近くに立てられた杭の上にとまった。 嘴が泥で汚れている。 餌をあさる時に泥の中に嘴を突っ込むのだろう。 あまり見栄えのする個体ではないが、これもとりあえずデジスコで撮る。 「とりあえず」というのが多いが、旅行から帰って後で見ると「なかなか」というのもあるものだ。(その逆もあるが) 

 美しい睡蓮の咲く池を木道で渡り、さらに先へと進む。 きれいなトンボもいるが名前は全くわからない。


ヒドリガモ♀かな?


嘴に泥をつけたアオショウビン


紫色の睡蓮


トンボはわからん(鳥もだけど)


このフェンスの向こう側がマングローブと干潟


マングローブの間を木道がはしる

 
 あちこち歩いて、ようやく高い金網のフェンスにたどりついた。 この向こう側にマングローブと干潟が広がっているのである。 大きな金網の扉には鍵がかかっていない。(ほんとに入っていいんだろうね。) 近くには監視塔もあって、なにか物々しい雰囲気である。 あそこから双眼鏡で人をウォッチングしているのだろうか。 恐る恐る扉を押し開けて中に入る。 とりあえず警告の声も銃弾も飛んではこないようだ。


マングローブを抜けると広大な干潟が広がる

 
 マングローブの間を木道が伸びている。 この木道の両側にはフロートがついていて、満潮のときは木道が浮く仕組みになっているようだ。 10分少々歩くと干潟に出た。 観察小屋から干潟を見渡すが、鳥の姿は・・・ない。 もちろん完全にシーズンオフなので、いるわけはないのだが、実際にいないと軽く失望するものだ。 目につくのは無数のカニとムツゴロウのようなトビハゼだ。 シーズンであれば、ここがソリハシセイタカシギやその他のシギ、チドリの類でいっぱいになるのだろう。 またその時に来てみたいものだ。 何しろ今回は「偵察」なのだから。


どうみてもムツゴロウ

     (まだです)

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