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半島マレーシア鳥見紀行

15.セレンバンへ、そして日本へ('03年8月15日)
 

 最終日の今日は鳥見ではなく、セレンバンという町へ行くことになっている。 セレンバンは、KLから南へ車で1時間弱走ったところにあり、Negeri Sembilan州の州都でもある。
 私は'87年から'91年までの4年間、セレンバンにある会社に勤務していた。 今日は、以前一緒に仕事をしていたKさんに会うため、セレンバンに行くことになったのである。

 朝、いつものようにチャイナタウンにある飯屋で朝食をとる。 前から気になっていたのだが、上空を多くのツバメが鳴きながら飛びかっている。 よく見ると、飯屋の向かいのビルの壁面に巣があるようだ。 このツバメは鎌状の翼をしているので、恐らくはHouse Swift(ヒメアマツバメ)の類であろうと思うが、定かではない。


飛び交うツバメ(左側の棚状になったところにツバメの巣が並んでいる)

 セレンバンへは車ではなく、列車を使うことにした。 以前セレンバンからシンガポールまで列車で行ったことがあったが、KL〜セレンバン間は初めてである。 KL鉄道駅はコロニアル風の美しい駅舎で有名であるが、現在はすこし離れた所に近代的なKLセントラル駅が完成し、いまはこちらが列車の起点となっている。 KLセントラルからセレンバンまでは、KTM コミューターという列車が走っている。 電光掲示板を見ると、11:08発のセレンバン行きがあるので、これに乗ることにする。

 定刻に列車はKLセントラル駅を発車した。 どうということはないのだが、何かかすかな違和感を感じてしまう。 列車は街並みや、ゴム林、オイルパーム林などを車窓に映しながら一路南へと走る。
 セレンバンには1分と違わず到着。 やはりマレーシアは「先進国」になってしまったのであろうか。

 駅の外に出て少し待っていると、Kさんが車で迎えに来てくれた。 久しぶりの再会である。 よもやま話をしながら、セレンバンの町をぐるりと回ってもらう。 新しい建物もずいぶん建ったが、そこここに懐かしい雰囲気が漂っているのを感じることができた。 まだ昼飯を食べていなかったので、会社の近くにある「亜州飯店」に入る。 ここは勤めていたときによく昼を食べにきた大衆食堂である。 昼時を少し過ぎていたが、中はかなり混んでいた。 なんでも、ここのカレーラクサが評判で、遠くからも食べにくるとのこと。 私もカレーラクサが好きでよく食べたものだ。 で、注文はもちろんカレーラクサ。 麺が選べるので、私は短いうどんのような白い麺。息子は中華麺。Kさんはミックス(白い麺と中華麺とビーフンを1/3づつ)。 具は骨付きチキンが数個と小さなガンモ(?)、もやし。 スープをすすると、辛目のカレー味のなかからジワッとうまみがしみ出すような感じである。

 今日は金曜日であるが、会社は休みとのことでほとんど人がいなかった。 最近は仕事がかなり落ち込んでいて、工場長であるKさんもずいぶん苦労しているようだ。 10数年前は、猫も杓子もマレーシア、という感じで我々の工場の近くにもずいぶん日本の製造業の会社が進出してきたものだが、いまでは中国がそれに取って代わってしまった感がある。


工場の敷地にいたPeaceful Dove

 


近代的な外観のKLセントラル駅


セレンバン行きは11:08発


これが亜州飯店のカレーラクサ 

 日本へのフライトは今晩の23:30なので、まだ時間は充分にある。 KL近くの学校に通うKさんの娘さんを迎えに行ってから、途中で夕飯を食べて、空港まで送ってもらう予定だ。 娘さんを迎えに行く途中、マレーシアの行政の中心になりつつあるPutra Jayaを案内してもらうことにした。

 Putra Jayaは、KLに集中していた首都機能のうち、行政機関をKL郊外の地に移転しようという、壮大なプロジェクトに基づいて建設された新しい都市である。 すでに首相府はここに移転しており、マハティール首相もここで執務をしているとのことだ。 マハティール首相も20年余りにわたり、良きにつけ、悪しきにつけその強力な指導力をもって、マレーシアを東南アジアの雄に引き上げた立役者である。 今年の10月末をもって後継のアブドラ副首相にその座を譲ったが、マレー系、中国系、インド系などの多民族国家にあってマレー人の地位向上を目指した、いわゆるブミプトラ政策が曲がり角に来ていることが、大きな心残りではないかと思う。  


Putra Jayaの首相府
マハティール首相には会ってこなかった

 学校近くでKさんの娘さんのH美ちゃんをピックアップ。 久しぶりに会ったが、すっかりきれいなお嬢さんになっていた。 この年代の女の子は、少し会わないと大きく変わってしまう。 
 空港へ向かう途中、夕飯のためにCarey Islandのシーフードレストランに立ち寄る。 ここも何度か来たことのある店で、カニ料理がおいしいところだ。 今回はこれが最後の食事なので、山ほど注文して山ほど食べた。(食べるのに忙しくて写真がない) 最後に焼きビーフンも頼んで、マンプク〜。 充分に満足したところで、空港まで送ってもらう。 今回もなかなか楽しい旅だった。 これで終わり、と思ったら、チェックインカウンターの前は、どこも長蛇の列。 聞けば、KL新空港ご自慢のコンピューターシステムがダウンしたため、手動でチェックイン作業をやっている、とのこと。 なかなかやるぜ、マレーシア。 おかげで、みやげ物もろくに買えず、ようやく成田行きの便に転がり込んだ。                            <完>


Putra Jaya の大きなモスク

 今回の旅はこれで終わりです。 またしてもお気楽に終始してしまいました。
 また、どこかへ行きたいものですが、何分にもお金が・・・。 トホホ・・・。


      

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