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北クイーンズランド鳥見紀行

8.ヒクイドリだぁ! ('04年8月2日その2) 

 早朝のリバーツアーを終えてRed Mill Houseに戻り、2階のテラスで朝食をとる。 テラスからは広い庭に野鳥たちが来ているのが見える。 早速ワライカワセミ(Laughing Kookaburra)がやってきた。 さっき、けたたましい声で鳴いて(笑って)いたのはコイツだろう。 せっかく来てくれたので、手元にあったE-100RS+T-CON17で写真を撮ってあげた。 明日また来たら、今度はデジスコで、どアップを撮ってやろう。

 Andrewさんが、明日朝モスマンの近くのリバーツアーに行かないか、と言う。 そこでは Great-billed Heronが見られるとのことだ。 特に明日の予定を立てていなかったので、お勧めにしたがって予約を頼んだ。 


Red Mill Houseの庭を訪れたワライカワセミ

 今日は、ディンツリー川を渡り、さらに北のCape Tribulationまで行ってみる予定である。 Andrewさんに途中の見所などを聞く。 Andrewさんによれば、途中のポイントでヒクイドリが見られる可能性もあるという。 

 ディンツリー村からフェリーへの分岐点まで戻り、左折してしばらく走るとフェリーの発着場に着く。 ここのフェリーは写真のように小さな渡し舟風の船で、スクリューではなく、川を横断しているロープで駆動しているようだ。 車は3列になって積載され、乗船中は車に乗ったままである。 わずか数分の乗船で向こう岸に着いた。
(フェリー料金は往復A$20でである。 帰りの時にレシートを見せる必要があるのでなくさないように)


フェリーでディンツリー川を渡る
 ここからCape Tribulationまでは道なりに北へ行く。 途中Board Walkが何箇所かあり、立ち寄って鳥見をしていく。 いずれもきちんと整備されていて、気持ちがいい。 Board Walkでも鳥は見られるのだが、木々が鬱蒼と繁っているため、声は聞こえるが姿を見つけるのは難しい。 枝を渡る姿が見られるばかりで写真にはならなかった。

途中には何箇所も「ヒクイドリ注意」の道路標識がある。 それだけ生息数が多いのだろう。 右の写真もその一つ。
 これは日本のWebサイトでも紹介されていた標識へのイタズラ書きであるが、あまりに面白いのでまた紹介する。 
 下は「ヒクイドリ注意」の標識。上は「スピード抑制のための段差あり」の標識なのだが、頭と足を書き加えてヒクイドリが車にはねられて倒れている姿にしている。 それぞれ"Before"と"After"というわけである。 結構有名らしく、わざわざ車を停めて見ている人もいた。(自分もそうだけど) 翌日行った同宿の人も写真を撮ったそうだ。


ケッサクな道路標識


グレートバリアリーフと熱帯雨林の2つの世界遺産が出会う Cape Tribulation

 着いたCape Tribulation(といっても岬の突端ではなく付け根付近)は特にこれといったものがあるわけではないが、砂浜に出たところで大きなトカゲが出迎えてくれた。

 砂浜の右手に、岬の途中まで行ける遊歩道が伸びている。 そこそこ観光客もいて、終点の展望台では記念写真を撮ったりしてはしゃいでいるが、日本人らしい観光客は見当たらない。 そういえばディンツリーに来てから一人の日本人にも会っていないのだ。 多くはケアンズから観光ツアーでキュランダやグレートバリアリーフに行ってしまうのだろう。 

 Cape Tribulationから帰路についてまもなくである。 前方に車が停まっているのが見えた。 なんだろうと思ってゆっくり近づいていくと、なんと一羽のヒクイドリ!(Southern Cassowary)が悠然と道路を横断するところだった。 

 あわててカメラを取り出したが、ヒクイドリは悠々と道路端の茂みの中へと消えていった。 右の写真がその時ようやく撮れた写真である。 車と比較するとヒクイドリの大きさがわかるだろう。 ダチョウほどではないが、それでもかなりの大きさである。 ちなみに、ヒクイドリは人にも危害を加えるほど危険な場合があり、うっかり近くに行って写真をとってはいけないとのことだ。(特に子連れの場合など) この後行った Discovery Centerでの展示でも、ヒクイドリが人間を攻撃しているビデオを流していた。 


悠々と道路を横断するヒクイドリ

 ヒクイドリを見られるとは思っていなかったので、かなり興奮してしまった。 次にAndrewさんから教えてもらったDiscovery Centreに行ってみる。 入場料はA$20と少し高いが、Andrewさんの行っていたとおり展示はなかなか充実しており、また広い園内にトレイルや、樹冠が見渡せるタワーなどがある。 あまり時間もなかったので、サラッと見るだけにする。 駐車場に戻り、帰ろうとすると、視野の端にチラリと動くものがある。 


Discovery Centre付近に
現れたヒクイドリ(クリックで拡大)

ヒクイドリの太い足に注目(クリックで拡大)

 その方向を見ると、ヒクイドリが茂みの中に入っていくところだった。 写真は撮れなかったが、この辺でも見られる可能性が高いようだ。 さらに車で少し走ったところでまた発見。 今度は慎重に近づきシャッターを切る。 少し暗いがなんとか撮れるだろう。 顔を見ると鳥というより恐竜のようで(見たことないけど)、鳥が恐竜から進化したというのも納得できるような姿である。 結局今日はヒクイドリを3回見たことになる。

  初めて見たヒクイドリにかなり満足して帰途につく。 ディンツリー村の手前で、電線にとまっているカワセミを発見。 車をとめて双眼鏡で見るとモリショウビン(Forest Kingfisher)だ。 急いで道端にデジスコをセットする。 田舎の一般道路とはいえ制限速度は100Kmなので、大型のトレーラーが通ると帽子を飛ばされるくらいだ。 車に注意をしながら撮影に入る。 夕日を浴びたモリショウビンのおなかが夕日に赤く染まっている。 ずっと電線にとまっていてくれるので撮影は楽である。 この道では何箇所か電線にカワセミがとまっているのを目にした。 

 Red Mill Houseに帰る前に村のレストランで夕食をとる。 レストランといっても、6時以降に開いているのはJacana's Restaurantだけなので、いやでもここで食べることになる。 宿に帰りAndrewさんにヒクイドリを見た場所を報告する。 ヒクイドリが見られたことをとても喜んでくれ、明日その付近に行く予定の人達に、「明日はあんた方の番だ」と言っていた。(後で聞いたら実際見られたそうである。しかも子連れ!)

 明日は、また早起きしてモスマン近くのリバーツアーに行く予定。


夕日を浴びたモリショウビン(クリックで拡大)

    

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