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北クイーンズランド鳥見紀行

.ディンツリー最終日 ('04年8月3日) 

 まだ暗い中、Red Mill Houseを車で出発する。 今日は、モスマン近くの“Mangrove Man”というリバーツアーに参加するのである。
 モスマンはディンツリーに来る時に通った町で、舟はモスマンの手前にあるゴルフ場を左に入り、最初の角を右に曲がって突き当たったところから出る、とAndrewさんに教えてもらった。 ツアーは6:45発なので、宿を6時過ぎには出なくてはならない。 隣室のBrianさんも同じリバーツアーに行くので、私の車に同乗することになった。

 Brianさんはイギリスで教師をしていて、科学、特に物理・化学を教えているのだそうだ。 雑談をしながら運転していたら、うっかりゴルフ場の角を通り過ぎてモスマンの町に入ってしまった。 良く見てろよ、Brian!(って自分も)。 あわてて引き返し、今度はちゃんとゴルフ場の角を曲がり、6:45ちょうどにモスマン川河口近くの小さな船着場に着いた。 ちょうど日の出で、海に昇る朝日がまぶしい。


モスマン川河口の日の出

 
 今日の客は、我々のほかにBrianさんの知人のおばさん一人で、計3人。 ガイドのPeterさんと早速小舟に乗り込み川へ乗り出す。 河口から両岸を見ながら少しずつ遡る。 干潮のためか、ところどころ浅くなっていて、Peterさんが川に入って舟を引っ張る。 シロハラウミワシ、ヒメミツユビカワセミ、ルリミツユビカワセミ、ササゴイ、ミツスイ数種その他多くの鳥が見られたが、Peterさんの方針は出来るだけ鳥にストレスを与えないことを基本としているようで、鳥を見つけても必要以上に舟を近づけずに、遠くから静かに見守るだけである。 したがって、写真的にはほとんど期待できないが、これも一つの見識である。
 川を少し遡った支流の奥にスマトラサギを発見。 少し近づくが、やはりかなり遠い所に舟を止める。 スマトラサギの右下にルリミツユビカワセミがとまっているが遠すぎて写真にならない。
 ツアーは河口付近だけでなく、海にも出て砂州の上の鳥たちも観察する。 ガイドのPeterさんも、このツアーは単に河畔のマングローブだけでなく、多様な環境を観察できるのが特徴であり、このモスマン川河口はそれに適した場所である・・・ということを言っていた(ように思う)。 砂州に群れるアジサシやシギ、チドリ類を見ながら船着場へ戻る。 約2時間のツアーであった。


シロハラウミワシ 

写真はショボイが今日のハイライト
スマトラサギ

河口の砂州に群れるアジサシ、シギチ
 ディンツリー村の入口まで来たところで、Brianさんが電線にとまっているアオバネワライカワセミ(Blue-winged Kookaburra)を発見。 えらいぞBrian! 早速車を停めて撮影する。 

 アオバネワライカワセミは3年前のカカドゥでも見たが、こんなに近くで見られるといささか拍子抜けしてしまう。 愛嬌のあるパンダ顔のワライカワセミに比べて、黒い過眼帯がないのでやや凶悪な顔に見える。 鳥に責任はないのだが、いかにもかわいそうである。 


アオバネワライカワセミ(クリックで拡大)

 
 Red Mill Houseに戻り、2階のテラスで遅い朝食をとっていると、また庭の木にワライカワセミが来たが遠いので写真はパス。 しばらく部屋で休憩。
 午後再びテラスで庭を見ていたら今度は近くの木にワライカワセミがとまった。 今度はじっくりとデジスコでクローズアップの写真を撮る。 パンダ顔がかわいい。 ほかにもシラフミツスイ(Macleay's Honeyeater)やテリオウチュウ(Spangled Drongo)などが庭を訪問する。 


ワライカワセミ(クリックで拡大)

シラフミツスイ

テリオウチュウ(クリックで拡大)

 
 

 今日はこの後遠出の予定はないので、村を一回りしてみる。

 昨日、村の無線塔の上に大きな巣があるのを見つけたのだが、Andrewさんに聞くと、ミサゴの巣だという。 もう一度行ってみると、たまたまミサゴが大きな魚を運んできて食べているところだった。 早速デジスコをセットして撮影に入る。
 高さ30mほどの塔の最上部だが、デジスコならなんとか写真になりそうだ。 塔の鉄骨が邪魔で、なかなか全身が見えるポイントがない。 やむを得ずミサゴの顔と魚が見えるところでガマン。 鋭いくちばしで魚をむさぼっている。 しばらく見ていたが、延々と食べ続けているので、次に行くことにした。
 近くのSTEWART CREEK ROADに行ってみる。 川を渡ると左側は牧場になっていて、牛がのんびり草を食んでいる。


魚を啄ばむミサゴ(クリックで拡大)

 モリショウビンが道路標識の上にとまっている。 モリショウビンは何度か見ているが、標識にとまった姿がかわいらしかったので写真を一枚。 牧場の柵の上に小柄な地味な鳥。 これはマミジロタヒバリ(Richard's Pipit)のようだ。

 さらに牧場の柵の上になにか大きな鳥がとまっている。 猛禽類かと思ったが、少し近づいてみるとどうも様子が違う。 正体がわからないので、とりあえず写真を撮っておく。 顔が黒く、尾が長い大きな鳥だ。


モリショウビン(クリックで拡大)

マミジロタヒバリ(クリックで拡大)

キジバンケン(クリックで拡大)

 宿に帰ってAndrewさんに今日の報告。 名前のわからなかった鳥は、キジバンケン(Pheasant Coucal)のオスとのことだった。

 きのうから腕がかゆくてしょうがない。 昨日は腕が数十箇所赤くなっていたが、今日は猛烈に痒い。 蚊にさされたかと思ったがどうもそうではないようだ。 Trishさんに薬がないか聞いたら、Sand Fly(砂バエ)ではないか、と言う。 Trishさんが、引っ掻くんじゃないわよ、と言いつつ一箇所々々、丁寧に薬をつけてくれた。 あとで数えたら、左腕だけで54箇所刺されていた。

 明日はRed Mill Houseを出て、ケアンズへ。

    

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