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北クイーンズランド鳥見紀行

14.ねぐらをとる鳥達〜帰国('04年8月6日(その2)・7日) 

 夕方5時過ぎにケアンズのMarine Jettyに帰着。 追い風に乗って、帰りも快調なクルーズだった。 天気も終始快晴。 結局この旅は全く雨に降られることがなかった。 善人であってみれば当然といえば当然なのだが。 
 

 駐車場近くの公園の木には、既に塒(ねぐら)をとる鳥達が入り始めている。 ゴシキセイガイインコ(漢字では「五色青海鸚哥」と書くのだそうだ)が木に鈴なりになっているが、それでもまだ次々に鳴きながら塒の木に向かって飛び込んでいく。


 双眼鏡で見ると実に色鮮やかな鳥で、まるで原色の絵の具を好き勝手に塗り分けたようだ。

 薄暗くなった芝生の上を、怪しい影がススッと走る。 足の長い特徴的なシルエットから、オーストラリアイシチドリ(Bush Thick-knee)であることがわかる。


塒入りしたゴシキセイガイインコ

ゴシキセイガイインコは色鮮やか

 車を駐車場から出し、シティープレイス近くの道路際の駐車スペースにとめる。 この近くの木にも、塒をとる鳥達がやってきている。
 ここは、インコではなくオーストラリアクロトキが群れを作っている。 ほかにもムギワラトキが多い木もあるようだ。 単一種だけでなく、他種との混群になっている木もある。 暗くなって種類は良くわからなかったが、中には白いオウムもいるようであった。 


塒で群れるオーストラリアクロトキ

ちょっと幻想的に・・・
(オーストラリアクロトキ)
 
 夕食はまたナイトマーケットのフードコートへ。 今度は中華の山盛りである。 相変わらず懲りないのである。 Birdwing B&Bに帰ると、庭からは一面の星空が見える。 ほとんど西に傾いた南十字が美しい。 たて座の辺りの天の川がひときわ明るく、白い雲のように見える。 双眼鏡で見ると、さそり座のアンタレス近くにある球状星団M4、尻尾の毒針近くにある散開星団M6、M7も良く見える。 いて座の大きな球状星団M22や散光星雲M8も、双眼鏡の視野にはっきりと捉えることができた。
 Fernさんも庭に出てきて、ここもきれいだけれど内陸部の星空はもっとすばらしい、と言って空を仰いだ。
 明けて8月7日はもう帰国の日である。 昨晩は別棟の部屋に客があったようだ。 、おばあちゃんと夫婦、子供の三世代の中国人の家族である。 朝食を共にしながら、昨日島に海鳥を見に行った話をする。 中国人旦那「いつ帰るんだ?」 、私「今日これから空港へ」。 横からFernさんが、“Unfortunately”と言葉を継いだ。

 一週間行動を共にした愛車で空港へと向かう。 途中、初日に訪れた空港近くのBoard Walkに寄ってみるが、あまり鳥の姿はない。 空港のBudgetレンタカー用の駐車場に車を入れ、キーを返しにBudgetのカウンターへ。 カウンターには誰もいないので、カウンターに書いてあった番号に電話をすると、電話に出たおねーちゃんは、名前と車の番号を聞いたのみで、キーはカウンターのキードロップに入れておいてくれ、と言う。 車は随分汚れたが、どこも擦ってはいないので、まあ後から文句が来ることはないだろう。 総走行距離は776Kmであった。

 ケアンズ空港を飛び立つと、左手下に海岸線が見える。 あれはモスマン川の河口付近だろうか。 車で走り、舟で鳥見をした土地が遠ざかっていく。
 
 いい旅だった。 また来てもいいな、と思わせる旅だった。


                                                      <完>


Fernさんが撮ってくれた今回の旅で自分が写っている唯一の写真。
左にぶら下がっているのは、宿の軒先につくったキバラタイヨウチョウの巣
 

今回の旅はこれで終わりです。

いつもながらの駄文にお付き合いくださいまして、誠にありがとうございました。 

     

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